醒井養鱒場ルアー釣り場釣行(11月7日)
成吉 弘幸
奈良県在住。登山やバードウォッチング、テレマークスキーなどを経て、現在では近畿地方の渓流や管理釣り場を中心にトラウトを追いかけている。
11月7日に滋賀県米原市にあります、滋賀県醒井養鱒場ルアー釣り場に行ってきました。今年は最近の中でも特に夏の高温期が長く、10月中旬までは暑い日が続いていました。その後は急激に気温も下がり、夏から一気に晩秋に季節も移ったようで、そろそろ本格的なトラウトシーズンかと期待して、醒井養鱒場へ出かけることにしました。
遊漁券を購入後に最初に向かったのは、上流側桟橋です。この日は平日ということもあり、営業開始時点での入場者は私一人。なんとなく嫌な予感がします。まずは状況確認からですが、本来はクリアーなはずの水質が笹にごり状態です。どうも上流側の水車が全部稼働しており、水底の沈殿物が巻き上げられているせいかもしれません。それもあって、魚影もほとんど確認できませんし、見えても20~25cmのニジマスです。(掃除役の鯉は多数見えます)この釣り場はキャッチアンドリリースのはずですが、魚のストック量が時により大きく変動します。何らかの調整をされているようです。
魚影は確認できませんが、まずは魚の反応を見るため、表層用プラグからスタートしますが、まったく反応がありません。続いて1.1gスプーンでレンジを刻んでみたのですが、やはり反応が得られません。続いて同じく1.1gスプーンをボトムまで沈めて、巻き上げで探ってみたところ、巻き上げ直後にアタリを感じます。他に人がいないため、放射線状にキャストして同様に探ってみたところ、やはりボトム付近でアタリはあります。そのまま粘るつまりだったのですが、その付近は枯葉や藻がフックに絡んでイライラするので、東側の岸に移動します。
それまでの情報で、中層より下のレンジに魚が居るのはわかっていたので、ルアーをシボクラMR-Fのナチュラル系カラーにチェンジします。ただ普通にリトリーブしてしまうと、この釣り場の場合に足元が竿抜けになってしまうので、ロッドを水中に差し込むニーリングで探ってみます。すると数投目にやっとこの日の一匹目がヒット。
さらにその後もシボクラMR-Fでヒットがあったのですが、その後が続きません。試しにニーリングでマジックジャークも試しましたが、これにも反応が得られません。
次に試したのはボトムノックスイマーエリアです。色々な探り方を試したところ、ロッド操作でルアーを上げ下げするリフト&フォールにアタリが出始めました。なんとかカラーローテーションして2匹はヒットしたのですが、これも長くはパターンが続きません。
その頃になって私の周辺の水面に、舞い落ちた枯葉が溜まり始め、なんとなく釣りづらくなってきました。そこで人が少ないのを良いことに、川側桟橋のアウトレット付近に移動しました。そこで投入したのはシボクラDR-Fです。これをキャストして一気に潜らせたら、ニーリングでボトム付近を探ってみたところ、何とかヒットに持ち込めました。その後さらにシボクラDR-Fで一匹ヒットさせたところで、昼休憩としました。
休憩後もシボクラDR-Fをカラーローテーションしながら探ってみたのですが、なかなかヒットに持ち込むことができません。ここまでも色々試していたのですが、反応があるのはボトム付近です。そこでダンゴウオDR-Lowにルアーチェンジします。そして探り方はシボクラDR-Fの時と同様に、ニーリングで足元まで丁寧に探ってみたところ、すぐにヒット。さらに水色を考慮してダンゴウオDR-Highのアピールカラーを試してみたところ、これにもヒット。
やっとヒットパターンを見つけたと思ったのですが、すぐに反応がなくなってしまいました。その後はスプーンなど色々試したのですが、次のパターンを見つけることができず、時間だけが過ぎていきます。焦る気持ちの中、残りの時間をどう過ごすか考えました。この日は私の後にもう一人が入場されただけで、釣り場は貸し切り状態。反応するのはボトム付近で、シボクラDR-Fとダンゴウオを使い続ければ、釣果はついてくると考えました。そのためすぐに場所の移動を決断します。
移動後はまずはシボクラDR-Fで探り、ヒットが続かなければダンゴウオにルアーチェンジ。そしてダンゴウオへの反応が落ちてきたら、再び場所を移動するやり方を実践したところ、爆釣とはいかないまでもコンスタンスにヒットが続くようになりました。
最終的に最初の釣り座である上流側桟橋に戻ってきました。それまでと同様に最初はシボクラDR-Fでヒットさせ、その後にダンゴウオDR-Lowで探る方法でヒットを続けていたのですが、次第にシボクラDR-Fではヒットしなくなってきました。ただ相変わらずダンゴウオDR-Lowへの好反応は続いています。ただ同じ場所で粘っても釣果を伸ばすことができず、反応がなくなったらすぐに移動を繰り返しました。
終了予定まで一時間となったところで、上流側桟橋の休憩小屋側で、それまでほとんど見ることができなかった魚影が薄っすらと見えるようになってきました。そこでダンゴウオSR-Lowにルアーチェンジして2匹をヒットさせることに成功。
そこでこの日は活躍できていなかったトップウォータープラグを再投入してみます。時々反応し、アタックすることもあるのですが、なかなかフッキングしてくれず、いずれのトップウォータープラグでも釣果をあげることができませんでした。
終了まで残り30分を切ったところで、桟橋の川側で、魚の気配を感じます。そこでダンゴウオDR-Lowに再びルアーチェンジ。ただ魚のいるレンジが正確につかめないので、ロッドの上げ下げだけで各レンジを探ってみたところ、決まったレンジはないのですが、何とかこの日一番の頻度で釣れ続けます。そのまま釣れ続けそうな予感はあったのですが、予定していた午後3時に終了としました。
この日前半は苦戦しましたが、最後はダンゴウオシリーズに助けられました。決して万能なルアーではありませんが、今の私にはなくてはならないルアーになっています。
ダンゴウオ
RodFLBC‐S58UL
ReelS社1000番
Lineエステル0.4号(直結)
クランク
RodFNL‐T511ML-F
ReelS社1000番
Lineナイロン2.5lb(直結)
操作系ルアー用
RodIBXX-56MT
ReelS社2000番(HG)
Lineエステル0.4号(直結)
Lure
ダンゴウオ DR-Low 各種カラー
ダンゴウオ DR-High
ダンゴウオ SR-Low
シボクラDR-F 各種カラー
シボクラMR-F
ボトムノックスイマーエリア 各種カラー
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