Monthly Whiplash
vol.236
Mar.2026
この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月25日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は3月25日から4月24日までです。
先日 川にバス釣りに行った際
自分は釣り場で人に会うのが苦手なので、メジャーな場所や土日はできるだけ避けていますが、それでもたまに出会うことがあります。先日 川にバス釣りに行った際、車を停めたあたりには誰もいなかったので、100mほど下流の藪の前から釣りあがりました。そして車の近くまで上がっていくと、そこにひとり釣り人が…。「え、先行者?さっきいなかったからそんなわけないわな」と思っていると、向こうから声をかけてきて「あ、自分、ここだけやったらすぐ帰りますから」。「いや、こちらも上に車を停めてるので、すぐに上がって移動するよ」。「いやいや、自分が…」「いや、かまへんて」などの会話の後、その釣り人は「スピナベですか?ここで巻物を投げてる人は初めて見ました。スピナベで釣れるんですか?」「ああ、もちろん。自分は古いやり方なんでね。スピナーベイトとジャークベイト、それとトップが中心やな」「そうですか、釣れるんですね、スピナベ…」…こんな会話をかわしつつ、とある池でも、同じことをいわれたのを思い出しました。もちろん、いずれの釣り人もワタクシのことなど知らないし、発言に蔑みや悪意があったわけでもなく、今のご時世でスピナーベイトを投げてる自分に対し、たんに驚いただけといった感じでした。どちらも感じの悪くない人だったので「では、ごゆっくり~」と声をかけて、釣り場を後にしました。そういえばアメリカでもスピナーベイトはオールドスクール扱いなんだそうです。アメリカに営業にいった経験のある担当氏によると、「年配の人は使うけど、若い世代はほとんど使わないよ」といわれたとか。釣りという表面的な世界で「Outdated」だからといって、お魚さんたちが「Outdatedだから食わないでおこう」なんて思うわけはなく、まあ状況にあう範囲内で釣りたいルアーで釣ればいいんやないの…と。
野池にバスを釣りに行ってきました
前回は先客がいたので、釣りをせずに帰った野池にバスを釣りに行ってきました。16時に現場に着いてみるとまあまあ涼しい。風もあるしやりにくいな。けっこう時間をかけてあれこれやってみましたが、たまに手元に伝わる生命感はコイのみ。これだけコイにうろつかれたら、トレブルフックつきのルアーはスレ掛かりのもと。やっとアタった!と思ったら、その直後にローリング。あ、マナちゃんや。日没までやってみましたが、アタリはそれ1回のみ。釣れたのもそのマナちゃん1本のみ。釣りの結果はよくなかったけど、池の近くのあちこちでキジが鳴いていたり、ヌートリアの若いヤツがうろうろしていたり、ナワシログミが実っていたりと、春の郊外に身を置く楽しみは味わえました。
それにしてもこちらのバスの激減具合は相当なものです。あんなにあちこちにいたバスなのに、今では姿を見ることが難しくなりました。「夕方時間が空いたらバス釣りでも…」と出かけて楽しんでいたのは、もう20年以上昔の話。もっといなくなったのはブルーギル。あんなにどこでも見かけた魚なのに。掻い掘りも駆除も行われてない場所でも姿を消しました。この傾向はそれらの外来魚が早く入ったところから、遅く入ったところに波及していくように思います。掻い掘りや駆除が行われてない水域では、コイとライギョはまあまあ残ってます。最近、外国の人に釣って食われたりもしているようですが。先日釣具ナシでライギョの池をのぞきに行った際に、30lbぐらいの安物ナイロンラインが20mほど捨てられていました。そして電線には通販で買ったと思しき安物のフロッグタイプのルアーがぶら下がっていました。こういう光景を見ると、日本の釣り人の仕業とは思えないけど。
アメリカで営業中の担当氏たちがLET IT ROLLでバスを釣ってるのを見ると、羨ましいです。楽しいやろなあ…行きたいなあ…とため息が出ます。このルアー、遊びを入れたデザインですが、SNSでもわかるとおり、魚を水面に引き出す性能はかなりのものだと思います。それと見た目のわりに飛距離も悪くないです。担当氏の渡米前に、「せっかくフザケたところもあるルアーなので、フォトコンテストでもやるのはどうやろ?」と持ちかけてみました。やるかどうかは未定ですが、やるとしたら魚がデカイとかよりも、撮った人のセンスも問う内容にしたいな…と。
アメリカ営業中の担当氏たちや、台湾の友人の店のスタッフ、日本の友人たちが淡水や離島で楽しく釣りをしてイイ釣果を上げてる中、自分の2026年はまだ1日釣行1度のみ(川コクチ)、その他夕方マナちゃん3回、夕方オオクチ1回…以上…という残念な内容。皆さんからの報告を羨ましがりつつ、手元の仕事を黙々とやっております。GWが明けたら、バスやらスズキやらを釣りにあちこちに行きたいです。
昨年に続き、しまなみ海道に行ってきました
昨年に続き、しまなみ海道に行ってきました。まずは生口島の食堂あおりで昼食をとってから、大島や伯方島に行ってきました。本当にこのあたりの島の風景には癒されますね。昨年同様大三島の料理旅館さんに1泊し、柑橘爆買いのために向島の青果店へ。今回もいくつかの道の駅や青果店に寄りましたが、このあたりの柑橘類の種類の豊富さと安さには驚きでした。その後尾道の千光寺下の「猫の細道」近くを散策。昨年出会ったキジ白のオスに出くわしました。風情のある小道を下り、商店街から少し外れたところでお好み焼きで昼食。グルメマップには載ってない店でしたが、とてもおいしかったです。お好み焼きにはけっこう口が肥えているワタクシがいうのだから間違いありません(笑)。そして鞆の浦へ。昨年は夕方に着いたので、今回は余裕をもって散策できるように早めに到着。港周辺をうろついたり、仙酔島に渡ったりしてるうちに腹が減ってきたので、店が開くのを待って鯛茶漬けで夕食。そこから一気に帰宅。自宅に着いたら22:40。まあまあのロングドライブだったなあ。
大ごとのネタにならなければいいけど…
現総理について何か好意的でないことをネット上でいうと、すぐに叩かれたり炎上したりするそうですが、これぐらいはいいでしょ。笑い話だから。DEEP PURPLEのメンバーを首相官邸に招いた(イギリス大使館の配慮かな?)のはいいとして、イアン・ギラン師もおられる前で3期の超有名曲「BURN」連呼はいかがなものかと…(苦笑)。それと、あのイアン・ペイス師を神呼ばわりした後に、ご自身のサイン入りスティックを渡したのもいかがなものかと…(苦笑)。逆やろ逆。
AI(Adobe Illustratorではなく)の進化には驚くばかりですが、自分はアナログな考え方やアナログ手法への希望を捨てていません。逆に対角線上のものとして、そこは重要になってくるかもしれませんね。
ネットやSNS上にあふれる憶測やらデマやら。自分は基本的にそういうものは見ないのですが、先日、京都の男児行方不明事件で身近な人がデマに引っかかっていました。憶測はまだしも、あからさまに偽情報を流しておもしろがっている人たちは、きっといい死に方しないだろうな…。
法律は「蜘蛛の巣」みたいなものだという。小さいものは絡めとれるが、大物はそれを破り逃げおおせるという。国際法の効力のなさに溜息。
中東情勢の不安定さ…いうか某大統領が仕掛けた戦争は、自分たちが使う塗料にさえ影響を及ぼしてきました。注文すれど入荷時期未定(つい先ほど届いた!)。おかげでトップコートができないので、カラーサンプルや原型製作不可(これで再開可能に)。世界の何人かのトップがやっていることは、とても正気とは思えない。金持ちは困らないんだろうけど。
あっという間に決まった5類型の撤廃。大ごとのネタにならなければいいけど…。
「平和の使者」
ほぼ一方的に戦争を起こし、ひとつの文明を消滅させるなどと脅迫を繰り返し、自分の都合で方向を転換し、衝動的政治で世界を混乱へと誘う「平和の使者」。
自分はアメリカが嫌いなわけではないし、むしろ子供の頃から憧れを持ってますよ。これまでなんらかのかかわりのあったアメリカ人も、ほとんどみなさんいい人たちでした。20年ほど前に空港で世話になった、公職の2名のレイシスト(人種差別者)を除いては。
自己愛の強すぎる人はうまくいかないことがあった場合などに、他者を批判したり必要以上に攻撃的になったりするそうですが、それが年をとってさらに制御ができなくなった状態が「老害」なんですかね(苦笑)。世界の老害、何とかならんか…。先日、釣りビジョンさんのスタジオで収録があった際にも、オフレコで「老害」の話になったなあ(苦笑)。この収録はGW明けぐらい(?)に放映されるのかな…?
『ゴジラ-0.0』が11月3日に公開されるそうです。主人公2名のキャストも同じなので、『-1.0』の続編としてきっと充実していると期待しています。ファーストティーザーも印象深いですね。ティーザーのラストはゴジラが自由の女神に接近する…これは何のメタファーなんでしょうね。とにかく放映が楽しみです。
最近の!!な試合
★特になし
最近の愛読書
★つげ義春コレクション『ねじ式/夜が摑む』 つげ義春著
今年3/3に亡くなくなられた、つげ義春氏の作品の一部が収められている文庫版。ここには収められていませんが、昔『無能の人』の表紙(立ちションのやつ)を見た時には衝撃を受けました。
最近のお買い物
★フライパンとエッグロースター
これまで使ってきた24cm径フライパンと卵焼き用フライパンの焦げ付きがひどくなってきたので、パートナーさんの薦めもありT-FALのヤツを購入。早速「タラのニンニクの芽炒め」に使ってみましたが、やっぱり新品はええなあ。
そういや昔誰かがTVでフライパン曲げをやってたなあ…ボクシングの亀田興毅氏だったかな?と思い出し、廃棄することになった24cm径フライパンを試しに両手で曲げてみることに。コツとか知らずにテキトーにやってみたけど、意外に曲がるもんやな。ちなみに犠牲になったフライパンはIH対応の、底面に丸穴のついた金属プレートが打ち込まれているステンレス製のものでした。
*タラのニンニクの芽炒め
1. タラの切り身を適当にカット。ムニエルを作る時の要領で、塩と胡椒で下味をつけます。自分はここでほんの少しだけ、粉末の「創味シャンタン」を使います。10分ぐらい寝かせてから片栗粉をまぶします。
2. ニンニクの芽を3cmぐらいにカット、ニンニクを薄くスライスします。
3. 2.で作ったものと輪切りにした唐辛子をサラダ油で炒めつつ、タラを投入。タラの身に火が通り、ほろっとほぐせるようになったら完成です。もりつけた後、一味を少し振るのも〇。
とまあ、なんとも簡単な調理ですが、なんかとりとめのない食感&お味のタラが変身します。飯のおかずにもいいけど、ビールのアテにもイケてると思います。これを作って食べてもらうのは初ですが、パートナーさんからも好評をいただきました。
最近の珍事件
★特になし
SOUND CORNER Vol,236
『GOLIATH』
EXODUS
復帰後のスティーヴ・・スーザの歌いっぷりや声質には、いまひとつ納得できないものがあった。そのスティーヴが脱退、『SHOVEL HEADED~』で参加したロブ・デュークスの復帰が発表された時、期待は一気に高まった。そしておそらくEXODUSはさらにヘヴィになるだろうと予測していた。「CLOSE TO THE BONE」が公開されたタイミングで、ひさしぶりにこのレコードを聴いてみた。これまでよりも低音域を活かした、ジャック・ギブソンのベースを強調したミックスが新しい。パワーアップされたローエンドがカッコいい。SLAYERが消え、MEGADETHがラストを宣言し、METALLICAからはとうの昔にスラッシュの面影が減退。残るEXODUSには、古き良きスラッシュと新機軸の合体、そして若手を圧する貫禄と相変わらずのド迫力の音を期待したい。
最近の愛聴曲
HIT A MOONSHOT / ARMORED SAINT『EMOTION FACTORY RESET』
ARMORED SAINTの新作からの2曲目。これもすごくイイ出来だ。アルバムが楽しみ。
KICK OUT THE JAMS / SUZI QUATRO&ALICE COOPER
デトロイトのスタジオにアリス・クーパーが現れて、スージー・クアトロとMC5の「KICK OUT THE JAMS」を歌う。おじいちゃんとおばあちゃんになってしまったけど、まだロックしてるわ、この人たち。カッコいいね。見習いたい。
全曲『BATTLE HYMNS』/ MANOWAR
全曲『SIGN OF THE HAMMER』/ MANOWAR
全曲『KINGS OF METAL』/ MANOWAR
ディマイオ閣下の数々の名言(個人的には無害な「マムシ酒」の話や黒沢ネタが好き)ゆえに、彼のバンドというイメージが強いMANOWARだが、元はといえば故ロス・ザ・ボスと閣下が意気投合したことによって始まったバンドであった。1stアルバムの雑誌広告のコピーには、たしか「BLACK SABBATHよりヘヴィで、JUDAS PRIEST よりなんとか、AC/DCより速いリフ」などと書かれていたような…(←すみません、40年以上前のことゆえウロ覚えです)。で、その1st。ド・メタルというよりR&Rの要素もあったりして、「え、キャッチコピーほどか?」と思ったものだ。その後、契約書に血でサインするなど、なにかにつけ閣下色が濃厚になり、ボスの影は薄くなっていくように感じた。そして名盤『KINGS OF METAL』の後に脱退…というか解雇。その後は華々しさはなかったものの、ずっと音楽活動は続けていて、たまにYouTubeでMANOWARの曲をやっているのを見たりしていた。実は今年2月にALSに罹患していることを公表したのは知らなかったし、訃報も少し遅れて耳にした。またひとつメタルの星が墜ちたような、なんともいえない寂寥感に包まれた。R.I.P.
月刊WHIPLASH 2026年5月号を公開しました。
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