INDEX
● バリ島に家族で旅行&釣り
・インドネシア・バリ島へ家族旅行に
・モチロン!ついでに釣りを
● 海外での釣りの魅力は?
● 海外で釣りをする際の注意点
・釣具を海外に持って行く際に気を付けたいポイント
・現地の釣りルールを知っておこう!
● 実際釣りをしてみて気付いたコト
・釣りに詳しいガイドがいると安心
・安く乗船できる釣り船もアリ
・東南アジアの移動は「Grab」アプリがおススメ
家族旅行で訪れたインドネシア・バリ島で、スキマ時間を使ってGT釣りに挑戦! 日本とはスケールの違う海や現地ならではの文化に触れながら、海外での釣りを安全に楽しむためのポイントをご紹介します。旅も釣りも満喫したい方はご参考に。
バリ島に家族で旅行&釣り
バリ島の空港「イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港」のターミナル
インドネシア・バリ島へ家族旅行に
今回は家族で南国インドネシア・バリ島の方に家族旅行に行ってきました。日本からですと飛行機で直行便を使い約7時間半、距離はありますが日本との時差もほとんどなく約1時間しか変わらないので、着いてからの時差ボケの心配もありません。また、なんといっても物価が日本に比べて安いことが決め手となりました。また、今回は費用を抑えるために、トランジットでマレーシアを経由してバリ島へ向かいました。(航空会社は、比較的お安いマレーシア航空を使いましたよ)
バリ島の伝統的な家屋
モチロン!ついでに釣りを
海に囲まれた島国ということもあり、釣りが盛んな場所というのは分かっていました。せっかくなら釣りをしたいと思い、しっかりリサーチしたうえで、GT(ジャイアントトレバリー)をねらってスキマ時間に釣りを楽しんできたというワケです。そのそんな模様も後述したいと思います。
海外での釣りの魅力は?
海外での釣りの魅力とは、やはり日本には生息しない魚に出会えることと、釣り方やフィールドのスケールの違いではないでしょうか。初めての魚は大きさ関係なく、アングラーには嬉しいものです。
また、釣りは世界中で古くから親しまれてきたアクティビティです。地域ごとに独自の釣り文化や伝統があり、その多様性こそが釣りの魅力だと感じています。釣りは単なる趣味にとどまらず、その土地の文化や歴史に触れ、学び、体験する手段にもなる……私はそう考えています。
海外で釣りをする際の注意点
海外の場合、日本で当たり前のことが当たり前ではありません。行く場所によってルールなどが異なりますので、事前に調べていく必要があります。可能ならば現地スタッフなどに同行してもらうと、とても安全に釣りが楽しめると思います。やはり地元の釣り人はいろいろな情報を持っていますので、とても頼りになります。私も今回は現地の釣り好きの方にアテンドしてもらい、安全に楽しむことができました。それではまず準備から、私が感じたことをご紹介しましょう。
釣具を海外に持って行く際に気を付けたいポイント
まずは「釣り道具を日本から持ちこむこと」について。これがなかなか大変です。アングラーであれば、普段使い慣れているタックルで釣りをしたいのはみなさん同じだと思います。しかし国際線の飛行機となると、なかなかハードルが高いものとなります。
持って行ける「ロッド」は長さが60cm以下までです。ですので、大物釣りであれば基本、現地でのレンタルロッドをおすすめします。もしサイズを超えるようなら、乗る航空会社に一度確認するのがよいでしょう。そしてリールに限っては基本、預け荷物に入る大きさなら何でも大丈夫だと思います。しかし、輸送中に破損の恐れがあるので、しっかり養生するようにしましょう。
また、トラブルが多いのが手荷物です。トラブルを防止するために一層の注意を払いましょう。預け荷物を預けてからでは手遅れです。私自身、先日間違えて機内手荷物にフィッシングプライヤーを入れたままにしてしまい、保安検査場で止められてしまいました。持ち込めない荷物はその場所で没収となってしまいます。プライヤーも安いものではないので注意したいですね。
手荷物検査では、ハサミやペンチなどの刃物類は機内に持ち込めず、必ず預け荷物として扱われます。刃物は機内の安全に関わるため、国内線・国際線ともに厳しく制限されており、ルールが異なる場合もあるので、事前に航空会社や空港の案内を確認しておきましょう。釣り道具にはハリなどの危険物が含まれるため、基本的には預け荷物にまとめるのが安心です。大切な道具はしっかり保護して梱包しするのがよいでしょう。
現地の釣りルールを知っておこう!
(インドネシアだけではないかもしれませんが…)釣り場にタックルを置いておかないこと。基本的にみなさん、肩に荷物を掛けて釣りを楽しんでいました。その辺に置いておくと盗難の心配があるからなのかと思われました。「自分の身(荷物)は自分で守る」ではないですが、日本では考えられない感じですね。
実際釣りをしてみて気付いたコト
釣りに詳しいガイドがいると安心
今回泊まったヴィラの社員さんが釣り好きということもあり、無料で釣り場を案内してくれました。朝晩にGTが釣れるということで、朝マズメねらいで釣行。近くによさそうな桟橋があったの、そこから釣りをしたいとお願いしたところ、残念ながら釣り禁止とのこと…。知らずに危うく桟橋で釣りをするところでした。現地の人の情報はとても頼りになります。
現地の釣り人の仕掛。ウキにワームが付いてる??
また、遠浅のため、海の中に入ってみなさん釣りを楽しんでいました。目の前でボイルなどがあったもののルアーには食ってこず…。見ると、現地の方はウキにワームを付けてキャストしていました。結局、ねらいの魚を釣ることはできませんでしたが、ぜひ、またリベンジできたらと思います。ちなみに、現地の方はこんな魚たちを釣っていました。
安く乗船できる釣り船もアリ
インドネシアのバリ島では、日本とは比較にならないくらい安く乗船できます。私が聞いた船宿さんは、1日朝から晩まで乗って約5000円といった価格だそうです。日本ではショート船が乗れるか乗れないかの金額だと思います。またサービスも手厚いようです。しかし観光客だと分かると、日本と変わらないぐらいの金額を提示されたりすることもあるようなので、しっかり調べておくのがよいでしょう。余談ですが、現地の方の平均月収はおよそ35000円とのことでした。
東南アジアの移動は「Grab」アプリがおススメ
旅行中に活用した「Grab」は東南アジアでは主流の移動手段アプリで、いわばUberやタクシーアプリのようなもの。使えると大変便利です。東南アジア圏に行く場合は、事前に登録を済ませておくとよいでしょう。落ち合えない…などのデメリットもたまにありましたが、どの場所からもすぐに呼べるうえ、金銭のやり取りの心配や、目的地を伝える労力が少ないのは海外旅行では大きなメリットだと感じました。一方で、客引きタクシーは高額です。Grabを利用しつつ、快適な旅を楽しみましょう。
今回の旅で改めて感じたのは、釣りは世界中で親しまれる共通のアクティビティだということ。そして、(本文では触れませんでしたが)日本の釣具が海外でも高い人気を持つことでした。朝夕マズメがチャンスという“釣りの基本”も万国共通。今回は釣果に恵まれませんでしたが、次こそは沖に出て大物に出会ってみたいと思います。みなさんもぜひ、海外でいつもとは違う釣りの魅力を体験してみてください。
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レポーターREPORTER
プロフィール:岸本 真彦
主にルアーフィッシングをメインに、仲間とワイワイフィッシングを楽しむのが大好き。釣り人との交流や情報交換を大切にがモットー。
インスタグラム:
@saizokh (URL: https://www.instagram.com/saizokh/)
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