2025.10.17
Team ONIGAKE 2025年度チーム鬼掛東北選抜大会
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イベント概要
イベント名
Team ONIGAKE 2025年度チーム鬼掛東北選抜大会
開催日
2025年10月11日(土)
イベントレポート
レポート:秋田支部 内田 雄大
開催地:秋田県 男鹿半島 加茂エリア
対象魚:メジナ
大会規定:メジナ サイズ規定なしの8枚までの総重量
大会方式:トーナメント方式 1回戦2時間20分 50分交代(インターバルなし)
決勝戦2時間20分 50分交代(インターバル5分)
利用渡船:政運丸 様
【当日の様子】
9月開催予定でしたTeamONIGAKE東北選抜大会ですが。悪天候の為、延期となっておりましたが、ようやく開催することができました。延期によりスケジュールの都合で権利がありながらも参加できない会員さんもいらっしゃり、大変残念、心苦しい所もありましたが、秋田県は男鹿半島加茂エリアの政運丸さんの協力の下、無事に選抜大会を開催させていただくことができました。この場をお借りしてご協力に厚く御礼申し上げます。
前日までの状況を伺うと、大型のサイズはまだ出ていませんが尺クラスまでの数釣りができており、釣果は上向きになってきているとのことで、熱い戦いが予想され、いやおうなしに期待が膨らみます。
5時出船で1回戦は5時50分開始の8時20分終了のスケジュールでの競技です。磯は加茂エリア北側の中の島ハナレ、みさご島、大黒島へ3名ずつ渡礁です。
私はAブロック。山形代表の五十嵐会員、秋田代表の塩谷会員と3名で中の島ハナレへ渡礁し競技しました。前日までもよく釣れていたとの情報がありましたが、当日はどうゆうわけか、メジナの気配があまりなく、クロダイ、マダイの活性が高く難儀しました。鈎や仕掛を調整しながら必死に打ち返しましたがなかなかいい反応は得られずに時間ばかりが過ぎていきます。日頃からトーナメント方式での大会があまり開催されていない東北。時間の配分など様々な部分で新感覚の試合となったようです。中の島ハナレでは最後までメジナの反応がよろしくなく、ロースコアの検量となりました。(クロダイは全員でかなり釣れました)Bブロックみさご島では6枚揃えた、秋田支部の大山健児会員、Cブロックでは混戦、全員が8枚をそろえる中、僅差で勝ち上がったのは山形の佐藤信スタッフ。それにAブロックでは内田スタッフが抜け、決勝に進む3名が決まりました。
決勝は風の状況を考慮し、おなじく北側エリアの桜島が舞台となりました。
しばらく、フカセ釣りの釣り客が上がっていないとのことで状況が不明でしたが3か所に釣り座を決め、競技開始です。他会員が見守るなか、3選手それぞれ、釣技を競います。
エサ取りは多くは見えませんが、エサが残ったり残らなかったり、タナも深かったり、浅かったりとはっきりしない状況です。メジナの活性もあまり高いとは言えない状況でした。じゃんけんで先に勝った私はいちばん右側の釣り座からのスタート、桜島の本命ポイントではありませんが沈み根もあり、雰囲気は良さげですがあまり活性がよくないと判断し、際を中心に仕掛を入れますが、釣れるのはエサ取りのベラのみ、そうこうしているうちに時間は過ぎていきます、終了間際にようやくアタリをとらえ、ようやく、メジナ23㎝程を釣ります。その後、もう少し大きめの魚のあたりがありましたが鈎外れ、木っ端を含め2枚で最初の50分を折り返します。佐藤スタッフ、大山会員も見た感じは似たような様子。インターバルで場所を変え次の50分です。桜島の先端、左側でした。最初の50分に比べると、魚の活性は高い感じですがやはりいつもに比べると食いが浅い感じです。あれこれ試しましたが2枚どまりで思うように数はのびません。佐藤選手はここで4枚、大山会員は2枚とまだまだ最後まで分からない状況で最後の50分です。最後は先端の右側に入りました。第一本命ポイントと気合を入れて臨みますが、どうにもあたりをとりきれず。右隣の佐藤スタッフもあまり芳しくない様子。左側の大山会員はここでもしっかり2枚追加しました。あっという間に試合終了となり、いよいよ検量です。
結果、内田スタッフ4匹850g 佐藤スタッフ6匹1,360g 大山会員6匹1,465gとなり、秋田支部会員の大山健児(おおやまたける)会員が見事、第2回東北選抜大会の優勝となり、12月に開催される全国大会への切符獲得です。
最後は磯の清掃と記念撮影を行い、帰港となりました。
帰港後移動し、毎度お世話になっております「つりショップ海風」様に会場をお借りし、閉会式です。優勝の大山会員は、「時間があまりないので、仕掛はずっと同じ仕掛で通しました。鈎の重さ、種類で変化をつけて挑みました。極軽グレ、沈め探りグレの4、5号をメインに使用です。釣れるタナや活性が定まらず大変でした。」
当日は前情報とは異なり、渋い海況となりましたが見事、優勝しました大山健児さん、大変おめでとうございました。初の全国大会、頑張ってください!
秋田支部が立ち上がり2年、東北として2回目の選抜大会を事故なく無事に終了できました。トーナメント方式、勝ち抜けという、東北シーンではあまりなかったスタイルがとても新鮮で楽しくも難しく、悔しい思いをした会員も多かったようです。これを機にトーナメント方式がTeamONIGAKEから東北シーンに発信できればと感じます。
なぜか、男鹿での大会は毎度の悪天候、低活性がつきものですが会員の皆様の協力の下、楽しみながらも熱い大会となりました。ありがとうございました。
これから男鹿の海もハイシーズン突入です。今後も支部大会やイベントのみならず東北エリアでのTeamONIGAKE、鬼掛ブランドの普及、発展を図りながら、磯釣りまたは、釣り業界全体の活性化につながればと思います。
また、政運丸様を始め、支部大会から各渡船屋様、つりショップ海風様には、大会開催にあたり快く協力していただきました。本当にありがとうございました。感謝でいっぱいです。今後ともよろしくお願いいたします。
最後になりますが秋田支部を始め、各支部では常時、支部会員を募集中です。支部大会から東北選抜大会、全国大会へ!皆で楽しく釣りをしませんか?
是非お待ちしております!
【大会結果】(3位まで掲載)
1位 大山 健児 秋田支部 メジナ6匹 1,465g
2位 佐藤 信 山形支部 メジナ6匹 1,360g
3位 内田 雄大 秋田支部 メジナ4匹 850g
Team ONIGAKE 2025年度チーム鬼掛東北選抜大会レポートを掲載いたしました。New

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