Vol. 11 企画営業部 営業開発課 片桐 尚久

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Vol. 11 企画営業部 営業開発課 片桐 尚久
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Vol. 11 企画営業部 営業開発課 片桐 尚久
Vol.11
Katagiri Naohisa 片桐 尚久
仕事と釣り、どちらにも“釣り人の目線”を大切に
釣り歴:1975年~
ライト泳がせ
コマセ
ナマズ
エリアトラウト
社歴:2008年~
企画営業部 営業開発課
#01
釣りを始めたきっかけは?
おじさんの家で偶然見つけた釣り竿を譲ってもらったのが最初のきっかけです。特に興味があったわけではなかったのですが、たまたま小学校の友達に釣り好きがいて、公園の池に連れて行ってもらったのが最初です。そこで釣れたのはクチボソ。ウキが沈む瞬間のあの感覚、今でも忘れられません。
最初は川釣りから始めて、バスにも挑戦しましたがルアーではなかなか釣れず…。中高生になると行動範囲も広がり、海釣りへ。久里浜からフェリーで金谷や保田に渡っては、サビキでウミタナゴやメバルを釣っていました。よく釣れるし、美味しいし、すっかり海釣りにハマってしまいましたね。
社会人になって車を手に入れてからは、三浦半島や房総半島へ通うように。情報は図書館の雑誌や現地の釣具店が頼りで、足で稼ぐスタイルで釣りを続けていました。
#02
メモリアルフィッシュは?
一匹に絞るのは難しいですね。正直、自分は釣りが上手いわけではないので、釣れてくれた魚すべてがメモリアルです(笑)。釣り場に行けるだけでも十分楽しいし、魚が釣れたら最高。
強いて言えば、会社の皆で行った久米島で釣った30キロクラスのマグロでしょうか。それまではメジクラスしか釣ったことがなかったので、嬉しかったですね。電動リールを使ったのでファイトはそこそこでしたが、忘れられない一匹です。
メモリアルフィッシュのキハダ30㎏クラス
#03
仕事が自分の釣りに活きたタイミングは?
この仕事をするようになって、釣りの幅が一気に広がりました。
前職ではリールの設計をしていたので、設計したジャンルの釣りには積極的に挑戦していましたが、エイテックに入社してからは、さらにいろんな釣りを体験する機会が増えました。たとえば、ボートからの黒鯛や、泳がせ釣りなど、これまで自分ではやらなかったジャンルにも触れるようになりました。
ジギングもそうですね。軽くしかやったことがなかったのですが、社内の釣り仲間に誘ってもらって本格的に始めました。
やっぱり、釣りを仕事にしている人たちの周りにいると、新しい世界がどんどん開けていきます。
ルアーもエサも幅広く釣りを楽しむ
#04
釣りをしていて一番「楽しい!」と思える瞬間は?
ルアーでもジギングでもエサ釣りでも、水中のイメージと実際の釣果がマッチしたときです。コマセがこう動いて、ハリスの長さをこうしたら食ってくるだろう…と読んで、読み通りに釣れると本当に気持ちいいです。
ナマズ釣りでも、巻きがいいのか、シェイクがいいのか、試行錯誤しながらアタリを得る瞬間が嬉しいですね。
まだまだ外れる事の方が多いですが、その挑戦と成功の積み重ねが釣りの醍醐味だと感じています。
#05
釣りにおいて「こだわり」「譲れない」ポイントは?
釣りに来た時間を全力で楽しむことですね。準備の段階からワクワクして、四季折々の釣りを楽しむために、年単位で釣りのサイクルを作っています。例えば、秋になるとショゴが回ってくるから、カッタクリの仕掛けを用意しようとか。
1投目でトラブルが起きると、やっぱり凹みます。なので、人一倍準備には気を使っていると思います。
この前はトラフグを狙いに行ってコテンパンにやられましたが、すでに来年のリベンジに向けて準備を始めています(笑)
#06
今後、釣りでの目標は?
マイボートで、時間を気にせず根魚五目を楽しむことですね。会社で買ってくれないかな?(笑)
東京から出て、大島あたりまで行って島に泊まりながらのんびり釣り三昧…。そんな時間をいつか叶えたいです。
#07
どこでも何日でも釣りに行けるとしたらどこに行きますか?
行ったこともないし聞いた話だけですが、「カンガルー島」に行ってみたいです。
オーストラリア人の知り合いから聞いたんですが、竿を使わなくても針と糸だけで魚がバンバン釣れる夢のような島らしくて…。名前のインパクトもあり、なぜかその名前がずっと頭に残っていて、いつか行ってみたいですね。
#01
今の仕事はどんなことをしていますか?
開発課でリールの設計を担当しています。
具体的には、図面の作成、機構設計、仕様の検討、社内テストの実施、工場とのすり合わせや試作品の確認など、製品が世に出るまでの一連の流れを見ています。とくにリールは機構が複雑で、設計だけでなく、実際の使用感や耐久性も非常に重要になります。
釣り人の立場で「この操作感はどうか」「この素材は海水での耐久性にどうか」など、実釣を通じて感じたことを随所に活かしています。
#02
エイテックで働く魅力は?
釣り人目線でものづくりができる環境、そして釣りに対する理解が社内に浸透していることが大きいですね。
たとえば「この釣りにはこういう機能が必要」といった話をしても、経験者が多いので話が早い。職場で釣りの話をしても違和感がない、むしろ日常的に情報交換ができるのがありがたいです。
また、自分の設計したものが製品として形になり、それが釣具店に並ぶ。それを使ってくださるお客様の姿を想像すると、やっぱりやりがいは大きいですね。
#03
釣りが仕事に活きたタイミングは?
設計図面上だけでは分からない「釣り人がどう使うか」という感覚が、自分の中にあることは大きな強みです。たとえば、パーミングしやすいか、寒い時期でも滑りにくいか、ラインの放出がスムーズか、など…。図面通りにできていても、それが現場で活きなければ意味がない。
また、釣りをしているからこそ、ユーザーの立場で改善点に気づけます。「この部分の構造を少し変えるだけで、ライントラブルが激減する」「この素材を選べば潮をかぶっても塩噛みしにくい」など、自分の経験を製品に落とし込む場面は多々あります。
社内にいても常に釣り人目線にこだわる。
#04
仕事をしていて一番「楽しい!」と思える瞬間は?
自分が関わった製品が世に出て、お客様に実際に使っていただける瞬間ですね。
先日、展示会に初めてリール担当として参加したのですが、ユーザーの方から「このリール、シリーズで何台も持ってます」と言っていただけたんです。開発者冥利に尽きる瞬間でした。
開発の現場は、トライ&エラーの繰り返しです。思うように形にならないこともありますが、そこを粘り強く乗り越えて、製品として完成させたときの達成感は大きいです。
#05
仕事において「こだわり」「譲れない」ポイントは?
「絶対に壊れない場所は、どんなことがあっても壊さない」。これが、設計者として譲れないです。
もちろんコスト面の制約もありますが、それでも“釣りの一日”を台無しにするようなトラブルは絶対に避けなければいけません。
釣りは非日常の体験であり、特別な時間。そこに携わる道具を作っているという自覚が常にあります。そのため、妥協せずに細部まで確認を重ね、品質を追求しています。
特別な時間を作るために妥協せずに細部まで確認する。
#06
今後、エイテックでの目標は?
実は今年で定年を迎えます。リールの設計に携わって30年以上、業界的にも長いキャリアとなりました。今後はこれまでの知見やノウハウを、次の世代にしっかりと伝えていきたいと考えています。
例えば、図面や仕様書だけでなく、「なぜこの構造を選んだのか」「どんな釣り場でどんなトラブルが起きやすいか」といった、経験に基づく判断材料も言語化して残していく予定です。自分がいなくなっても、ものづくりの“芯”がブレないように。技術の継承は、自分に課せられた最後の仕事だと思っています。
#07
なんでも好きな釣具を作れるとしたら?
夢のような「機能全部乗せリール」を作りたいですね(笑)。
遠心・マグブレーキ、ハイギア・ローギアの切り替え、ワンタッチスプール、冷却装置など付けられるギミックをすべて盛り込んだリールを作ってみたいです。昔試作品を作ったのですが、とんでもなく重くて…
今の技術ならもう少し現実的にできるかもしれません。
メカ好きとして、「こんなのあったら楽しいよね!」というものを本気で形にしてみたい。そういう遊び心も、ものづくりには大切だと思います。
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