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フィッシングサンクチュアリ第3ポンド釣行(8月5日)
成吉 弘幸
奈良県在住。登山やバードウォッチング、テレマークスキーなどを経て、現在では近畿地方の渓流や管理釣り場を中心にトラウトを追いかけている。
今回は三重県いなべ市にあります、フィッシングサンクチュアリ第3ポンドに行ってきました。この釣り場は5月下旬から~9月末までの期間限定で営業されています。6月にも釣行し、それなりの釣果をあげることができたのですが、魚のストック量を見ていると、もっと釣れるのではないかと考え、今回釣行してみました。
管理棟で遊漁券を購入し、車で5分ほどの第3ポンドに向かいます。こちらへは毎シーズンに1回は釣行していたのですが、いつもは休憩棟に近い比較的水深の浅いポイントで楽しんできました。そこで今回は反対側の比較的水深のあるポイント(1.6m)で楽しむことにしました。
到着して最初にポンドの状況を確認します。水質はスパークリアーで、活性の高そうな魚たちが表層から中層付近で移動を繰り返しています。そしてアルビノも相当数放流されています。
最初はアンバー1.1gスプーンの明滅カラーからスタートします。表層からカウントダウンしながら探ろうと、一投目はカウントダウン0でリトリーブを開始したところ、いきなりヒット。このポンドのレギュラーサーズの25cmクラスのニジマスでした。二投目も同様に探ったところで連続ヒット。釣れたのはレギュラーサイズながら、久々のアルビノのニジマスでした。
それからはアンバー1.1gスプーンのカラーをアピール系にローテーションしながら、順調にヒットを続けます。ただヒットゾーンが、カウントダウン3のレンジにかわっていました。アピール系でヒットが落ち着いてきたところで、ナチュラルカラーも試したのですが、こちらではヒットが続きそうにないため、ルアーをパペットサーフェスに替え、表層攻略に取り掛かります。
パペットサーフェスで色々なアクションを試してみたところ、最も反応が良かったのは、ロッドティップで細かいシェイキングを入れて誘い、短いポーズを入れるという方法でした。その方法が見つかってからは、面白いようにパペットサーフェスにニジマスたちがヒットしてきます。
そうやって釣果を伸ばしていたところに、午前の放流が行われました。早速ドロップダイア1.8gスプーンのゴールドオレンジにルアーチェンジします。表層のファストリトリーブでいきなり2匹連続ヒットはあったものの、その後が続きません。
そのためスプーンをアンバー1.1gにチェンジしたところ、アルビノも含めて、何とか放流魚はキャッチできたのですが、その効果は長くは続きませんでした。
そこで放流前に好調だったパペットサーフェスに替え、表層攻略に戻ります。すると放流効果もあって、放流前よりも速いペースで次々とレギュラーサイズのニジマスのヒットが続きます。その間も色々なアクションを試してみたのですが、この日はパペットサーフェスに何かしらアクションを与え続けるのが、好釣果の秘訣でした。
1時間ほどはパペットサーフェスのカラーローテーションでヒットを続けていたのですが、次第にヒットする間隔が長くなってきました。そのためパペットサーフェスでの攻略は一旦諦め、スティルエリアT2での攻略に取り掛かります。
最初はスティルエリアT2のただ巻きを試してみたところ、水深10cm沈めた付近でヒットはあったものの、ヒットパターンという程ではありません。そこでマジックジャークを試します。キャストしたらリールハンドルを早巻きしてスティルエリアT2を潜らせたら、リールを止め浮上させます。その時に魚の反応を見ながらチェイスしてくるようなら、逃がすように短くジャークを入れてやるのがヒットパターンでした。そこからしばらくはスティルエリアT2のカラーローテーションで順調に釣果を伸ばしたのですが、30分ほどで極端に反応が悪くなってしまいました。最近はミノーを使う人が増えたせいか、混んでる釣り場では釣れにくくなったように感じています。そこで次のヒットパターンを探すべく、カルモMR-Fにルアーチェンジします。
カルモMR-Fのリトリーブスピードを変えながら、各レンジを探ってみたところ、どうも30~50cmくらいのレンジでの反応がありそうです。そのレンジを中心に探ってヒットはあるのですが、それまでのようにヒットパターンという程でもありませんでした。
昼食後はスプーンでの釣果をあげたくて、アンバー0.8gスプーンのナチュラルカラーからスタートします。これで細かく各レンジを探ってみたところ、カウントダイン3付近が好反応であり、4匹程ヒットさせたものの後が続きません。
そのためここからは、まだ使っていなかったルアーを色々試してみます。するとエーアール・スピナートラウトモデルSH1.5gにヒットがあったものの、一匹のみ。
次のヒットパターンはシボクラMR-Fでした。最初はカルモで反応があったレンジを探ってみたのですが反応が薄いため、一気に潜らせてみたところ、続々とヒットしてきます。どうも下のレンジに活性の高い魚がいたようです。中には40cmクラスのニジマスも含まれ、十分楽しむことができました。そうしているところに、午後の放流が始まりました。
午前の放流でも活躍してくれたドロップダイア1.8gスプーンのゴールドオレンジで2匹はヒットしたのですが、その後が続きません。終了予定時刻も近づいてきたので、釣果が期待できるルアーを次々投入し、カルモMR-F、パペットサーフェスそれぞれで釣果を伸ばし、最後はアンバー0.8gサクラグローで2匹をキャッチできたところで終了としました。
このところ連日の猛暑で、魚もバテ気味かと予想していたのですが、水深のある場所が良かったのか、前回以上の釣果をあげることができ、大満足の釣行となりました。
スプーン用
RodFNL-T511ML-F
ReelS社1000番
Lineエステル0.3号(直結)
クランク用、放流魚用
RodFLNE-60GTS
ReelS社1000番
Lineナイロン2.5lb(直結)
操作系プラグ
RodIBXX-56MT
ReelS社1000番(HG)
Lineエステル0.4号(直結)
Lure
アンバー1,1g 各種カラー
アンバー0.8g 各種カラー
ドロップダイア1.8g ゴールドオレンジ
パペットサーフェス 各種カラー
カルモ MR-F 各種カラー
シボクラMR-F 各種カラー
スティルエリアT2 各種カラー
エーアール・スピナー トラウトモデル

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