ハイシーズン前の調査釣行はパワーゲームへ
古谷 英一
鹿児島県在住。錦江湾を中心とした鹿児島県内のフィールドでショアからのソルトウォーターゲームを追求している
チニングも水温の上昇と共にハイシーズンへと向かいます。梅雨明けからは、完全なるハイシーズン!各地で楽しい釣りが展開される事でしょう。
私の住む鹿児島は現在、梅雨の真っ只中。厳密に言えば、4月後半から雨が多い状況で、なかなか水温が上がらないという⋯。
雨の影響もあり、まだまだ本格的な釣れ方はしないものの、少しずつ良くなっていくでしょう。
そんな中、たまには違うエリアを⋯という事で、ちょっとした時間を使って夏前に下調べへ。
向かうのは薩摩半島の南部、南薩エリアです。大きな河川は少なく、小規模河川が点在するエリア。沿岸の半分以上が磯場で、さらに割合を占めているのがサーフです。
チヌを狙うには何処でも⋯とはいかないエリアですが、夏場はしっかりとチヌが集まるポイントが複数あります。そのポイントを下見しておこうと、仕事終わりに車を走らせた訳です。
到着は午後7時前。日が長くはなってますが、日が暮れるまで1時間なし。手当たり次第、チヌペンFWをキャストして探ってみます。ランガンで、サーフから河川河口、そして磯場へ。
しかし、反応は得られず。チヌのチェイスも見られずなので、日が暮れる前にボトムもチェック。最も可能性の高い河口の流芯を広く探ってみると⋯チヌの反応あり!小さいけど足元近くでのバラシも。
これでスイッチが入り、何とかチヌの顔が見たくて⋯丹念に流芯を探っていきます。すると、重量がズッシリと、更には首振りがとんでもなく大きく、強烈なダッシュを頻繁に見せる魚が。
この引きでマゴチだとわかっていたんですが、足元になかなか寄って来ない、それどころか、一気にダッシュして離れていく始末。ようやく寄せてその理由が。
なんと70cm超えてるんじゃ?メジャーを持ってなかったので、正確ではありませんが、ロッドと並べた感じからして70cmが妥当かな。頭の大きさもそうですが、実はお腹もパンパンで、ウエイトもずっしり。狙ってはないけど、チニングでは定番の外道、特大サイズでした。
この後、チヌをもう一枚バラシ⋯、小型のマゴチ2匹キャッチ。日が暮れる寸前に、磯場へ移動して再びゴンっ!というバイトから、強烈な突っ込みの魚がヒット。ボトムのベースは砂地ですが、とにかく突っ込むパワーがチヌではないのです。そして足元の岩場へ突っ込む突っ込む。正体は、チャイロマルハタ。サイズは30cmちょい。小さいのにとんでもなく引いた1匹。
さぁ、こんなゲストが続くと、暗くなっても帰れないですね。相変わらずチヌのアタリもあるし。
そして再びモンスターが。チヌぽいバイトが数回、止まったと思ったら激しい金属的なバイトが。フッキングと同時に鋭い走りを見せてくれます。もちろん、チヌではない事はすぐにわかったんですが、素晴らしいトルクのある走り。
そして足元での猛烈なダッシュを繰り返すその正体は、なんとマングローブジャック(ゴマフエダイ)でした。50cmを超えてそうな素晴らしいサイズで、強烈なファイトでした。
日も沈み、チヌの活性が落ちるのか?と思いきや、バラシもありつつまずまずの本チヌをキャッチ。強烈なファイトをする魚ばかりだったので、少し物足りないという(笑)。
その他、65cmほどのマゴチを追加しつつ、フックを伸ばされるバラシが2回も。恐らく2度ともマングローブジャックだろうとは思いますが、とにかく強烈なファイトだったのに残念。これからのハイシーズンは、少しパワーのあるタックルセッティングが必要そうですね。
今回、チニング専用パックロッドの『BY』のBY-C734-SコーヴァイスティックUをメインに使用しましたが、とんでもないモンスター級のパワーファイター達を相手にもしっかりと対応出来ました。
操作性のいいハードソリッドティップがしっかりとバイトを引き出すと共に、確実な食わせを実現。そしてしっかりとフッキングさせるパワーと、その後の強烈に引きにも耐えれるベリーからバットに掛けてのパワーは、不意のモンスター達にも心配なしですね!
それを思いっきり体験できる時間でした。
その後、移動してキビレの入れ食いにもなりましたが、あまりにも強烈な引きばかりを味わい過ぎて、物足りなさが⋯(笑)。
そんな週末のナイトゲームでした。
RodBY BY-C734-SコーヴァイスティックU
Lureコーヴァイチュー2.8in
Hookコーヴァイフック
Fishgripイージーフィッシュグリップ18
ハイシーズン前の調査釣行はパワーゲームへ(古谷英一氏)
SMITH


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