INDEX
● メインの目的に重点を置き、釣りはあくまでもサブの「抱き合わせの釣り」
● 身軽に動ける125ccのスクーターに「普通の追加装備」がバーサタイルに使える!
● いかに「釣り」という特別感を出さないか それが都市生活での“掟”だ!
「釣り」といってもいろいろな釣りがあって…たとえば週末の休みに行ったり、忙しい社会人ならやっと取れた長期休暇で遠征に行ったり、はたまた仕事&学業の前後に近場でチョロっとやったり、などなど。その釣り人の生活スタイルや好みに合った、幾通りもの釣りが存在している。あなたの場合は、どんな釣りが多いだろうか?そして、その釣りのスタイルは日常の中でどれほど自然に溶け込んでいるだろうか? それとも趣味として主張していますか?
メインの目的に重点を置き、釣りはあくまでもサブの「抱き合わせの釣り」
で、ごくごく個人的な話になるのだが……、最近の私は「何かとの抱き合わせ(?)」で釣りに行くことがほとんどになってしまった。たとえば「取材+釣り」とか「お買い物+釣り」とか、「メシ+釣り」とか…。メインの用事があり、そこに釣りを“潜り込ませる”という感じだろうか。どういうワケか細々と忙しく、釣りだけのために時間が取れない(取る気がない?)のが現状だ。
こんな感じの両面が護岸された河川…というか、用水路に行くことが多い。ここでテラピアやメッキ、ときにはマングローブジャックなどの魚が釣れる。え? 魚の写真? いやいや…見ての通り、干潮だったしね…
しかも沖縄に住んでいながら、どちらかといえば「淡水志向」なこともあり、河川の釣りがほとんどなのだが、沖縄はそもそも大河川と呼べるほどの規模の河川がなく(国場川と比謝川も…中規模?)、釣りをしているのは街中を流れる用水路みたいな感じの場所になる。そうなると駐車スペースなどあるわけもなく、クルマ社会の沖縄ながらクルマで移動することが大変…というか面倒になって、「そこまでするなら…釣りはナシ!」となってしまうのだ。
身軽に動ける125ccのスクーターに「普通の追加装備」がバーサタイルに使える!
私の愛車・スズキの「アドレス125」。3年前に型落ちだったが新車でコミコミ25万円という激安っぷりに、リアクションバイトで購入。中国生産でデザインも大陸感を端々に感じるが、このオットリしたスタイルが気に入っている。燃費もリッター50kmほど走るのでまったく文句なし!
そんな危うくネガティブな思考に待ったをかけてくれたのが、今回の主役の「スクーター」だ。これなら用水路のような小さな河川の岸沿いを通る小道でも、クルマの通行を妨げることなく停めることができる(もちろん駐停車禁止の場所は停めません)。原付二種の125ccなので図体もそれほど大きくなく、ラン&ガンも身軽にこなせるのでとても便利だ。
河川沿いの小道でもスクーターなら端に寄せて停めておけば、クルマが通れるだけのスペースは十分に確保できる。コレがクルマだったら、離れた場所のコインパーキングに停めて…とか、まったく気軽じゃない!
ただ、写真から見てもわかる通り、このスクーター…普通である。とにかく普通過ぎて、特徴らしきものが何もない。私が後付けしたのは後方の荷台に取り付けたトップケースと、地図を見るためにスマホをセットするスマホホルダーくらいだ。これらも仕事の道具を積むためだったり、取引先や取材場所へのナビゲーションという意味で取り付けたのだが、どういうわけか「ついでの釣り」にもちょうどよいといった具合だ。
GIVI製のトップケース「E43NTL」。容量は43Lあり、通常のバイク用ヘルメットなら2個収納可能。専用キーでオープン状態にすれば、下の方の赤いボタンを押すことでバイクから取り外すこともできる
スマホホルダーは国産ブランドとしては圧倒的なシェアを誇る、カエディアの「クイックホールド ビートル KDR-M14C」を使用。スマホの着脱もスムーズで、スクーターの振動程度では画面の角度がズレたりすることはほとんどない
スマホホルダーは…とくに説明の必要はないだろうが、トップケースは世界を代表するトップケースブランド「GIVI」の容量43Lのモデルで、約40×27×27cmのバッカンがスッポリと入る。そして、バッカンの中身は上段に小物類、下段にはルアーボックス&リール、ポーチタイプのライフベストを入れてもまだ余裕がある。さらに隙間にはテレスコピック式のロッドも入れられるので、タックルはほぼほぼ収まってしまう。
GIVIのトップケースには横幅40cm、高さ27cm程度のバッカンならスッポリと入る。手前に隙間があるので、そこに仕舞寸法が42cmとコンパクトなテレスコピック式のパックロッド「トラギアC666M改」を納めている。トリガー部分を削ってベイトリール、スピニングリールの両方が使えるようになっている
バッカンの中身は上段のクリアケースにワームやら小物やらがゴッチャリと入っている。下段のメイン収納にはルアーケースやリール、グローブ、ポーチ型のライブベストなどなど。スペース的にはまだ十分な余裕があるほどだ
いかに「釣り」という特別感を出さないかそれが都市生活での“掟”だ!
これだけですべてが事足りるということもあってか、仮に「~があると、釣りにはさらに便利!」みたいなアイテムがあっても、導入はしないことにしている。というのも、冒頭に戻ってしまうが私の釣りは「メインがあっての抱き合わせ」なので、釣りを前面に出し過ぎることでメインの目的に支障が出ることは避けたいからだ。
たとえば、普通のスクーターならば仕事で取引先の人とお会いしてもとくに問題はない。だが、言い方に語弊があるかもしれないが「釣り臭プンプン」なスクーターやクルマでは…私は少々気が引ける。
沖縄では規模的にも最大級、かつオシャレ度も相当高い(と思われる)、大型ショッピングモールの駐輪場に停めても違和感なし。地元のビジネスマンが仕事帰りに、買い物&お茶でチョロっと寄るという(勝手な)イメージだ
これは買い物や食事も然りで、ちょっとシャレたショッピングモールやカフェには、やはり「釣り臭プンプン」な乗り物で行くのは可能な限り避けたいのだ。考えてみてほしい。公共の場に突然「趣味全開! 自己表現全開!!」の人、もしくは集団が現れたときのことを。もちろん誰かに迷惑をかけているわけではないので、問題があるわけではない。ただ、違和感はあり、浮いてしまうことは確かだろう。そういうことは可能な限り避けたい…といったワケ。
限りなく普通、限りなく違和感のない、“釣り感”を微塵も感じさせないスクーター。自己主張やら自己表現も大事な時代だけれど、この圧倒的に普通な存在だからこそ、どこにでも馴染めるような気がする…
ということで、最近の私の釣りは移動手段であるスクーターも、言い方を替えれば「普通であることにこだわっている」。何ごとにおいても“TPO”とか“適材適所”とか、やっぱり大事な気がするのだが…いかがだろうか?みなさんはその辺り、なにか気を付けていますか?
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レポーターREPORTER
プロフィール:くどぅちゃん
バイク雑誌→釣り雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライター&編集者に。個人的な趣味としてもバイク&釣りを楽しんでいるが、完全にヘタの横好きで費用対効果がひじょうに悪いのが悩みドコロ…。
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