真夏がトップシーズンの「マルイカ」! 船からはイカメタルで、ショアからは超浅場で面白い

Hayabusa

真夏がトップシーズンの「マルイカ」! 船からはイカメタルで、ショアからは超浅場で面白い
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真夏がトップシーズンの「マルイカ」! 船からはイカメタルで、ショアからは超浅場で面白い
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真夏がトップシーズンの「マルイカ」! 船からはイカメタルで、ショアからは超浅場で面白い
真夏がトップシーズンの「マルイカ」! 船からはイカメタルで、ショアからは超浅場で面白い
INDEX
● マルイカとはどんなイカか?
・イカメタルで釣れるイカはおもに3つ
・マルイカの魅力とは?
● マルイカの釣り方とコツ
● オフショアでねらう場合は、小さく軽いタックルがオススメ
● オカッパリでも釣れるマルイカ!蒸し暑い真夏の夜がオススメ
● マルイカのかんたんな持ち帰り方
夏にトップシーズンを迎える「マルイカ釣り」。腕の差が釣果に露骨に表れてしまうテクニカルな釣りでもあります。しかし初心者さんでも、基本さえつかめれば爆釣もあり得る釣りモノです。そんなマルイカ釣りの魅力や釣り方をご紹介します。
マルイカとはどんなイカか?
イカメタルで釣れるイカはおもに3つ
まずは、イカメタルで釣れるケンサキイカ(マルイカ)、スルメイカ、ヤリイカをそれぞれかんたんに紹介しましょう。
まず「マルイカ」とは東京湾、相模湾で釣れる小型のケンサキイカのことを呼びます。地域によってはアカイカ、シロイカ、マイカなどいろいろな呼び名があります。水温の上昇とともに浅場を回遊し、産卵を控え群れで寄ってきます。夏場にかけては1年で一番釣りやすい時期となります。
「スルメイカ」とはマルイカのゲストでもよく釣れるイカで、獰猛で比較的激しいアクションを好みます。誘いを入れうまくパターンにハマると爆釣も可能な、面白い種類のイカです。こちらも食べて美味しいイカです。
「ヤリイカ」は夏ではなく冬にシーズン迎えるターゲットで、また水深も深くなります。マルイカに似ていますが、マルイカよりはスリムで触腕が短いのが特徴です。
マルイカの魅力とは?
私的にですが、この3種類のツツイカ系で抜群に美味しいのはマルイカだと思っています。身が厚く甘みも強く、一度釣りたてのイカを食べたらマルイカ釣りにハマってしまうぐらい美味しいイカです。
また、釣りにおいての魅力は、なんといってもその繊細なアタリではないでしょうか。アタリを取れないと釣果に露骨に差が出ることも…。逆にヒットパターンをつかめば爆釣りもあります。
マルイカの釣り方とコツ
釣り方の基本さえつかめれば、初心者でもたくさん釣れ引きも面白いマルイカ。その釣り方は、素早く仕掛を落とし着底させたのち、叩き(細かいシェイク)を入れてゼロテンション。まずはここからです。
そして、基本として大切なのは、ゼロテンションのまま放置せずアタリがあれば掛けるコト! イカメタルのルアー(エギやスッテ)は、叩いて波動を出し誘うルアーです。誘いのあとにアタリが出ますが、イカは直ぐに放してしまうので掛けなければなりません。アタリを乗せることができなければ、巻き落としを繰り返し叩いてゼロテンション。これが基本となります。
アタリは3秒以内に反応があることが多く、繊細なアタリが穂先に現れます。乗らないときにはアワセのタイミングを遅くすることもよいのですが、基本はあまりステイさせないことも重要です。
スッテのカラーですが、私の場合一通りのカラーを使い、その後ヒットしたカラーをメインで使うようにしています。潮の色などで「今日はこのカラーで」といろいろ試しますが、やはり一番信用できるのはその日に釣れたカラー。アタリが多いいカラーをパイロットルアーにしています。なかなか潮の澄み具合や濁り具合だけでは判断できなのが、この釣りの面白いところでもあります。
また、前述したように、マルイカは直ぐに見切ってスッテを離してしまうので、違和感があったら空アワセも入れるようにしましょう。ポイントはゼロテンの違和感を全て掛けにいくことです。
そして、イカを掛けたらラインを緩めず、取り込みはゆっくり行ってください。触腕だけに掛っていることも多く、素早くあげると身切れしてしまいます。また、ロッドを下げたりラインテンションを緩めたりすると、結構バラしてしまいますので要注意です。触腕だけだったとしても、小さなイカですので問題なく上がってきます。
オフショアでねらう場合は、小さく軽いタックルがオススメ
オフショアでマルイカをねらう場合、タックルなどは小さく軽いのがオススメです。なぜかというと、叩きを頻繁に行うため重いタックルだと疲れるからです。軽いと素早い叩きも可能です。
私はおもにハヤブサの仕掛「イカメタルリーダー ダブルスペック 2セット」を使っているのですが、こちらのアイテムは短く叩きを入れても絡みにくいのが特長です。仕掛が長いとアタリも分かりにくく小さなアタリを見逃してしまうので、とてもオススメの仕掛です。
オモリは30号をベースに、潮の速さや風の強さで50号から20号までを使い分けています。使っているのはハヤブサの「オモリグ スピーディーフォールシンカー」。ねらいのタナまで素早く落ちるのが特長で、回収も抵抗が少なく巻き取りの負担が低減されます。
そして、メタルスッテは15号から30号を使用し、ドロッパーは2つ仕掛のものをメインに、一番下をメタルスッテにするかオモリを付けるかで使い分けています。どうしても根が多い場所だと、メタルスッテの場合根掛かりが増えロストの可能性が高まります。なので、根が多い場所は一番下をオモリにするのがオススメです。根掛かりの比較的少ない穏やかな場所であれば、メタルスッテの方が仕掛が増えるので釣れる確率も上がります。
オカッパリでも釣れるマルイカ!蒸し暑い真夏の夜がオススメ
岸(ショア)からねらうマルイカは、蒸し暑い真夏の夜が最盛期です。
私の場合、基本は夜に桟橋や堤防からねらいます。マルイカ(ケンサキイカ)は夜になると岸際まで寄ってくるので、それを釣るわけです。オカッパリの場合は速く沈めるより、ゆっくり落ちる方が釣れるイメージです。また釣行日の潮周りも釣果に差が出ると感じています。「満月の大潮」「月夜が海面を照らすとき」が一番オススメです。
潮などにもよりますが、爆釣りすることもあるのでとても面白い釣りです。ぜひ、真夏の蒸し暑い夜に堤防に出掛けてみてください。比較的、夜は大きなケンサキイカが釣れますよ。
マルイカのかんたんな持ち帰り方
最後に、マルイカをかんたんに持ち帰る方法をご紹介しましょう。まずは、マルイカをそのまま海中から上げ放置します。そうすると数分で締めることができる(野締め)ので、あとはジップロックに入れて持ち帰るだけ。そうすることでスミも吐かずにキレイな状態で持ち帰ることが可能です。アオリイカのように締める必要はあまりないと私は考えています。
そして、持ち帰る際にクーラーボックスなどに入れると思いますが、その際に一番重要なのは「直接氷にイカを当てないこと」「真水に浸けないこと」です。そこまでキンキンに冷やさなくても、ある程度冷えていれば問題ありません。逆に冷やし過ぎに注意です。すぐに食べるのであれば、冷蔵庫も野菜室でよいと私は思っています。このように持ち帰り方は比較的“楽“なので、ぜひ美味しいマルイカを堪能してください。
今回は私の真夏のイカ釣り。「マルイカ釣り」についてご紹介しました。とくに夏場は、産卵を控えて活性が上っていますのでとてもねらいやすい時期です。ぜひ、美味しいマルイカを釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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プロフィール:岸本 真彦
主にルアーフィッシングをメインに、仲間とワイワイフィッシングを楽しむのが大好き。釣り人との交流や情報交換を大切にがモットー。
インスタグラム:
@saizokh (URL: https://www.instagram.com/saizokh/)

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