夏ですね!! ここから少なくとも9月一杯位までは海中も真夏です。一般的にはヒラスズキ狙いが難しくなってくる時期です。(高水温が得意ではないヒラスズキは夏場には深場に落ちてしまうと言われています。)特に「地磯の釣りはしばらくお休み」という方も多いかと思います^^;そんな時期でもヒラスズキが釣りたいという方に向けて、 夏のヒラスズキの攻略法 をご紹介いたします。この時期のキモになるのがこちら!【①ベイト】【②時化(シケ)】【③水温】以上の3点です。まず大事なのがベイトの有無です。深場に落ちてしまった魚が磯に接岸する条件としてはベイトの回遊が絶対です。その【①ベイト】と【②時化】が重なる (複数条件が揃う) ことでやっと狙い目になると言えます。ただし、あくまで安全第一なので波高の予報が2mまでにとどめておきましょう。また足場が高く絶対に波が上がってこない釣り場を選びましょう。濡れている所には立たないのが鉄則です。またもう一つのパターンとしては【①ベイト】と【③水温】(周りより低い水温のポイントを狙う)パターンがあります。具体的には夜の河口や河川(下流域)にベイトが入ったタイミングを狙います。(またこのパターンなら凪でも問題なく釣れるため、時化の地磯と比べ安全に釣りができるので初心者の方にもオススメです。)ベイトはイワシ類に限らず、ボラ(ハク・イナッコ)等の小魚でも大丈夫です。また雨による増水で上流からアユ等の小魚が流されてくる状況になると更に良いです。 水温の低い夜の河口や河川に多くのベイトがいて、増水の濁りでヒラスズキの警戒心が落ちるタイミングがベスト と言えるでしょう。(※河川も地磯と同じく気象には注意しましょう。特に河口では雨が降っていなくても、上流で大雨が降ると急激に水位が上がることがあります。河口、河川の場合でも濡れないように釣りをするのが安心です。また河口の釣りでは外海から入ってくる波にもご注意下さい。このパターンなら凪でも釣れるので、時化の日は避けても良いでしょう。)今回はこの河口・河川パターンを解説したいと思います。まず、川の規模が大きい方(≒河口や下流域の水深が深い方)がヒラスズキが入ってきやすいです。東伊豆から南伊豆エリアなら北から伊東松川(伊東大川)、河津川、稲生沢川、青野川くらいの規模があると良いでしょう。(ちなみに当店から伊東松川までは15分ほど、一番遠い青野川までが1時間強です。)これ位の規模がある川だととベイトが少なくても夜になるとヒラスズキが入ってくる事が多く、特に夜間に満潮を迎えるタイミングが狙い目です。なのでベイトの有無が分からないときはとりあえず大き目の河川を狙うのが良いでしょう。一方、水量の少ない小河川は増水がカギになります。伊豆エリアでは川幅数メートル程度の小河川でもアユの遡上があったり、小魚以外にもテナガエビ等のベイトも生息しているので、そのベイトが流されてくるタイミングで河口にヒラスズキが回遊します。そのパターンを知っている地元ベテラン勢は「こんなところで!?!?」というポイントで釣果を出しています。以上のポイントが分かったところで肝心なのが、その釣り場をどう攻略するかです。まず、基本的にはどの釣り場も水深が浅いため、使用するルアーは泳層の浅いシャロー系のミノーやシンキングペンシルが中心になります。その2種を軸に更に上の層を引くフローティングペンシルやポッパー等のトップウォーター、下の層を引くバイブレーションやワームもあると万全です。ルアーのサイズはベイトに合わせて小型が中心です。具体的には10cm前後がメインになります。つまり小型ルアーを多用するため、タックルは磯ヒラスズキ用だと強すぎるので、一般的な港湾・河口・河川のシーバス用がオススメです。ロッドの長さは河川内限定なら港湾用の8ft台でも良いですが、河口から外海側を遠投して狙うパターンもあるので、小型ルアーも投げられる硬すぎない9~10ftクラスのロッドがオススメです。リールはそれぞれのロッドに合わせて2500~4000番、PEラインは飛距離重視なら1.0号、バランス重視なら1.2号、安心感重視なら1.5号、リーダーはPEの号数の4倍もしくは5倍がオススメです。■ロッド : 9~10ft キャストMax25~40g■リール : 2500~4000番■ライン : PE1.0~1.5号+リーダー4~8号(16~30lb)以上の構成ならバッチリです。安全装備はフローティングベストに加え、足元の装備も大事です。濡れていて滑りやすい足場ではスパイクブーツ(シューズ)、遠浅で足元が濡れる釣り場ならウェーダー(立ち込み用というよりは波飛沫で濡れないための装備としての使用を推奨します)があると良いでしょう。以上のように、装備は釣り場によって必要な物が変わるので店頭にてお尋ね下さい。 最後にこの河口、河川のヒラスズキ狙い入門にオススメのルアーを紹介します。 ■Tsulino ドリフトシーカー72S(14g)→ミノーに近い引き抵抗があり河口、河川の流れの中でも扱いやすいリップ付きシンキングペンシルです。小粒な割に重量があり、遠投も可能なので河口から外洋を狙った釣りにもオススメです。またミノーよりアクションが控えめなので魚に余計なプレッシャーを与えにくく、小河川の河口を狙うのにも適しています。■Tsulino フレアー65(7g) 80(11.5g)■Tsulino グレートディスタンス77(20g)→この2種はドリフトシーカーより更に動きの大人しいシンキングペンシルです。流れの中でのコントロールは若干難易度が高めですが、渋い時はよりナチュラルにが鉄則です。近距離の水面直下から表層狙いならフレアー、遠距離の表層から中層狙いならグレートディスタンスというように使い分けましょう。以上の4つをそろえておけば万全です。コストパフォーマンスに優れたTsulinoルアーなので、この4個を揃えても何と3,300円(=1個825円)です!大手メーカーのルアーが概ね2,000円前後するこのご時世なので驚異的なコスパです^^それぞれのルアーの詳しい使い方や釣り場別の攻略法は店頭にてお尋ね下さい。最新情報を踏まえてご案内いたします^^
地磯へ行ってみたいけど、どこへ行ったらよいかわからない・・・。そんな方のためにイシグロ伊東店おすすめの地磯を10か所ピックアップ!どこも駐車場あり、エントリーしやすく実績も出ているポイントになっております。ぜひご覧ください。
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