NEW PRODUCT TALK
PR
INDEX
● ゆっくり落として見せつけながら誘うテンヤ
● 速く落として、ときにはシャクリでアクティブに誘うカブラ
● 太軸化&防錆処理の親バリ フッ素加工で刺さりを追求した孫バリ
● 「エビロッカー」搭載でシャクってもエビがズレない!
● ノッコミが過ぎてもマダイシーズンは長い テンヤ&カブラで一発大物をねらおう!
その名前から、その見た目から、そしてその味から、日本では古(いにしえ)より重宝されている魚の代表格「マダイ」。当然釣りモノとしての人気も高く、現在ではエサ釣りはもちろんルアー釣りまで、さまざまな釣り方で釣り人を楽しませてくれている。
なかでも漁具を元ネタとして今では多くの遊漁船で使われている「テンヤ」と「カブラ」は、釣りという遊びの要素を色濃く反映させて、さらに使いやすく、さらに釣果アップを目指して発展を続けている。今回紹介する「無双真鯛 貫撃テンヤⅡ」と「無双真鯛 貫撃カブラⅡ」も、“新たなギミック”を搭載して間もなく発売の予定だ。その新たなギミックとは一体!? 解説を商品開発課の有田氏にお願いした。
ゆっくり落として見せつけながら誘うテンヤ
そもそも…テンヤとカブラ、その違いとは何なのだろうか?
有田さん:「今回発売される『無双真鯛 貫撃テンヤⅡ』と『無双真鯛 貫撃カブラⅡ』を見比べていただくと、オモリの部分の形が違うのがわかると思います。まずはテンヤの方から説明しますが、円錐形のトンガリ部分をカットした、台形のような形(プリンのような形)をしています。リフト&フォールでの誘いがメインですが、底が真っ平なので水抵抗を受けやすく、ゆっくり落としてマダイに見せつけながら誘う釣り方に適しています。当然沈下速度も遅くなるので、比較的浅い場所で使うのに向いています」
「無双真鯛 貫撃テンヤⅡ」(品番SE113) ●重さ:4号、6号、8号、10号、12号、15号、20号、25号 ●カラー: 全5色 ●価格:570円(税抜)、600円(税抜)、630円(税抜)、660円(税抜)、690円(税抜)、720円(税抜)、780円(税抜)、840円(税抜)
底の平らな部分に大きな水抵抗を受けることでゆっくりとした沈下速度になり、浅い場所でも長時間見せつけてアピールすることができるのがテンヤの特長
【カラーラインナップ】左上より、1.UVレッドゴールド、2.UVグリーンゴールド、3.UVアピールオレンジ、4.UVトリプルチャート、5.マットオレンジダークの全5色
速く落として、ときにはシャクリでアクティブに誘うカブラ
なるほど、底が真っ平なのは仕掛をゆっくり落とすために水抵抗を発生させるためだったのか。では、カブラはどうなのか?
有田さん:「やはりリフト&フォールで使いますが、カブラはオモリの部分が球体に近い形をしているので、テンヤと比較して水抵抗が少なく、沈下速度が速いので底取りがしやすいですね。それだけに水深が深い場所、潮流が速い場所などに向いているでしょう。ただ、今回の『無双真鯛 貫撃カブラⅡ』には前方が潮を受けやすい形状になっていて、リフト時にシャクリを入れるとアクティブな動きを見せ、マダイからのバイトを促せるようになっています」
「無双真鯛 貫撃カブラⅡ」(品番SE114) ●重さ: 6号、8号、10号、12号、15号、20号、25号 ●カラー: 全6色 ●価格: 600円(税抜)、630円(税抜)、660円(税抜)、690円(税抜)、720円(税抜)、780円(税抜)、840円(税抜)
カブラは丸みを帯びた形状なので水抵抗が少なく、深い場所でも素早い底取りが可能。釣り人が能動的にアクションさせてアピールするのも、カブラの方が長けている
【カラーラインナップ】左上より、1.UVレッドゴールド、2.UVグリーンゴールド、3.UVアピールオレンジ、4.UVトリプルチャート、5.マットオレンジダーク、6.青夜光アピールピンクの全6色
シャクリでアクションを付けるとは、ちょっとルアーとかエギっぽい使い方で誘ったほうが効果的な場合もあるということか。でも、両者それぞれ得意分野が違うということは、とくにビギナーはどっちを選べばよいのか迷うこと必至だろう。
有田さん:「両方持っているほうがあらゆる状況に対応できるのでベストと言えますが、船宿に予約を入れる時点で、どちらを持ってきた方がよいかをアドバイスしてくれることもあるので、素直に参考にした方がよいでしょう」
釣り人自身の「テンヤで釣りたい!」もしくは「カブラで釣りたい!」という願望を最優先するのもイイだろうが、それはある程度経験を積んでベテランになってからの方がよさそうだ。ビギナーは船宿からのアドバイスに従ったほうがいいかもしれない。
太軸化&防錆処理の親バリフッ素加工で刺さりを追求した孫バリ
そしてここからは、「無双真鯛 貫撃テンヤⅡ」と「無双真鯛 貫撃カブラⅡ」の両方に搭載された、新たなギミックを有田さんに解説してもらった。
有田さん:「まずは親バリですが、既存の商品と比較して太軸仕様になっているので、これまで以上に大型のマダイにも対応することができます。また、構造上オモリに鋳込まれていることもあり交換ができないので、防錆メッキで強化してサビにくくしています。一方で孫バリに関しては交換できることもあり、防錆性能よりも貫通性能を重視してフッ素加工を施しています」
親バリは太軸仕様なので、パワフルな大型マダイとのファイトにも十分に耐えられる。また、親バリ自体は交換できないこともあり、少しでも長く使えるように防錆メッキを施してサビにくくなっているのも特長だ
孫バリはフロロカーボン製ハリスで結ばれているので交換が可能。そのため耐久性よりは貫通性能を重視してフッ素加工が施されている
海水で使う以上、金属であるハリはサビの影響から免れることはできない。とはいえ、硬いアゴを貫く貫通性能も重視したい…ということで、親バリと孫バリそれぞれの役割をフルに発揮できる処理が施されているというわけだ。
「エビロッカー」搭載でシャクってもエビがズレない!
有田さん:「そしてもうひとつ、今回の目玉ともいうべき『エビロッカー』の搭載です。先述の『無双真鯛 貫撃カブラⅡ』の部分でシャクリでの誘いを紹介しましたが、シャクリを入れるとどうしてもエサのエビが親バリからズレやすくなってしまうんです。そこでエビロッカーでその名の通りエビをガッチリと“ロック”することで、エビがズレにくくなります」
親バリの下にセットされているワイヤー製のギミックが「エビロッカー」。シャクったときにエビがズレるのを防ぐだけでなく、長さが足りない小さなエビでも全体のシルエットが大きく見えるように、寸足らずの状態でもロックできるスグレモノだ※写真右のエサをセットしたイメージは、エサの代わりにワームを代用したイメージです
有田さん:「また、小さめのエビを付けてもオモリ部分まで到達する手前でロックすることができるので、オモリからエビの頭まで全体のシルエットを大きく見せることができ、小さなエビでもアピール力が落ちないというメリットもあります」
確かにエビエサは大きいのから使い始めることが多く、最後の方には小さいエビばかりが残りがち。それでもエビロッカーを使えば、小さいエビでも大きいエビと同等のアピール力を発揮できるので、最初から最後まで同じアピール力を維持できるのは嬉しい。
ノッコミが過ぎてもマダイシーズンは長いテンヤ&カブラで一発大物をねらおう!
そんなテンヤ&カブラが大活躍するマダイ釣り、本来ならば3月ごろから産卵に向けた“ノッコミシーズン”に突入していてもよいころなのだが、今年はまだまだ海水温が温まっていないのか、少々ズレ込んでいる模様。
釣り人が積極的に掛けていくのがテンヤ&カブラの釣り。微妙なアタリもガッチリと掛けて、硬いアゴを貫いてメデタイ1尾をゲットしよう!
有田さん:「この先、水温が上がり始めたタイミングで始まりそうな感じですね。今回紹介した『無双真鯛 貫撃テンヤⅡ』と『無双真鯛 貫撃カブラⅡ』は6月発売を予定しているので、今年のノッコミシーズンに間に合うかは『???』なところですが、マダイ釣りのシーズンそのものは全国平均なら11月くらいまで、九州ならば1年中楽しめますので、ぜひともこの2アイテムで大ダイをねらってみてください!」
積極的に掛けていくアクティブな釣りが面白い!「無双真鯛」シリーズに新型テンヤ&カブラが間もなく登場!! NEW PRODUCT TALK
Hayabusa


コメント