アテンダーⅢ2号の最終プロトを手に、最初のテスト釣行となったのは、2023年12月19〜20日。
初日の沖ノ島・二並島の東のハナでは5.3mのストロークをいかしてミドルクラスを連発。2日目は北西の爆風が吹き荒れる鵜来島・水島2番で操作性のいい5mを駆使し瞬時のチャンスをとらえてロクマルに迫るデカ尾長を仕留めたのだ。
5.3mをチョイスした東のハナ
初日のステージは沖ノ島の二並島・東のハナ。冷たい雨が降りしきるなかでの釣りとなった。
わらわらと姿を見せる尾長グレ。この日は45〜50cmが多かったが、70cmオーバーの特大が見えることも珍しくない
「目の前にイサキの一本釣り漁師がおるってことは潮がいい証拠。潮が悪いと出てこないからね」
そう話す西森康博は、高場の左角に釣り座を構えてマキ餌をスタート。すぐに、イスズミまじりに尾長グレがわらわらとわいてきた。さすがは海域屈指といわれる魚影の濃さ。
ただ、一筋縄ではいかないのも東のハナだ。連日のように釣り人が上がり攻められるのでスレ具合は半端なく、干潮時には7mのタモの柄がぎりぎり届く足場の高さが仕掛操作を難しくする。
そこで西森がセレクトしたのはアテンダーⅢ2号の5.3m。5mに比べて30cm長い分、道糸操作がしやすくなるのだ。
魚の活性が高いのと、特大サイズに備えて道糸、ハリスともに3号、鈎はMシステム尾長速攻8.25号をチョイス。
0のウキを固定にしてウキ下1ヒロで7時40分に釣りを開始した。
足場が高いことからアテンダーⅢ2号の5.3mをチョイス。奥に見えるのはイサキの一本釣り漁の船。この船が出ているのは潮がいい証拠と西森
潮はごくゆっくりと左へ流れている。マキ餌に群がる魚の中から、最初にヒットしたのは40cmほどのイスズミ。そして8時45分には45cmクラスの尾長グレをゲットした。
「こんなのがいっぱい見えてるけど、太い(大きい)のはおらんね。10日ほど前に来た人の話では70cm近いのも見えていたらしい。慣れた人なので見間違うことはないと思うけんどね」
レングスをいかして餌を同調
時間の経過とともに向かい風が強さを増し、冷たい雨と相まって釣りづらくなってきた。
マキ餌の真ん中にサシ餌を落としてくのが、スレた尾長を喰わせるためのセオリーだが、口でいうほど簡単ではない。ましてや足場が高いだけに難易度は高くなるのだ。
それでもトレカ®T1100Gを素材に採用し竿全体の重量バランスを突きつめ、穂先を短くする先短設計により実現した軽快で圧倒的な操作性を誇るアテンダーⅢ5.3mのレングスをいかして西森は、精度高く餌を同調させていく。
マキ餌はオキアミのボイルと赤アミ(アミエビ)。サシ餌は赤アミの汁を吸って軟らかくなったボイルを使う
8時35分。ウキがフッと動くと刹那の掛けアワセが決まった。足もとへ突っ込む締め込みに対し竿の胴に乗せて締め上げいく。
仲間が差し出すタモに収まったのは丸々と太った50cmの尾長グレだった。
その後はさらに雨風ともに強くなってきた。
「思うところに仕掛が入りにくくなってきたから、ウキを大きくして遠目に投げて引っ張り込まないかんね」
ウキを0から4-4にチェンジし、2枚潮による仕掛の上滑りを抑えるためにウキの直下にジンタン2号を打った。
マキ餌を4杯固めて打ち、その向こう側へ仕掛を投入。マキ餌の中に引き込み同調を図る。
55分、3尾目となる尾長グレ51cmをゲット。
「潮が当てて下から吹き上げてくるので、ウキ下1ヒロでいいところを少し深くして斜めになるようにして喰わせた」
そして12時ジャストに、これまでより明らかに強い引きをとらえた。2号竿の強靱な胴で締め上げ先手を取るがまさかの鈎外れ。
「今のは太かった。獲っていたら撮影終了ってやつやね」と苦笑いの西森だった。
5.3mの獲りやすさ
高場北側の角に釣り座を構えマキ餌を打つ。マキ餌に反応して浅いタナまで浮いた尾長グレをサイトフィッシングで狙うのがこの海域のスタイル
10分ほどポイントを休めてマキ餌を再開すると、型のいい尾長グレが見えだした。55〜60cmはあるだろうか。
「雨で見えにくいけど、60cmを優に超えたんが1尾おるね」
ウキがわずかに傾くような小さなアタリを掛け合わせられるよう神経を集中する
数投したのちウキの直下に打っていたジンタン2号を外した西森。4杯ほど固めて打ったマキ餌の中にサシエを忍び込ませていく。
次の瞬間、素早い掛けアワセが決まった。
足もとのえぐれたところへ突っ込んでいくのを2号のバットパワーと5.3mのレングスをいかして食い止める。その曲がり込みと反発力こそ強靱と呼ぶのにふさわしい
ジョイント部分の存在を感じさせないウルトラアクティブサスデザインの曲がり
足もとへの突進をがっちり受け止め、アテンダーⅢの強靭な曲がりと反発力で力を奪っていく。
取り込んだのは54.5cmの尾長グレだった。
初日のラストを飾った54.5cm。この日はミドルクラスを4尾の釣果だった
2尾目は丸々と肥えた50cm
「ウキの浮力をギリギリに合わせたらアタリが取りにくかったので、オモリを外して浮かせてみようと。固定ウキを浮かせることでウキの傾くアタリとか、ぽこっと動くアタリが分かる。それで掛けた1尾。高場は足もとがえぐれていて、掛けた尾長はそこへ突っ込むんやけど、2号のパワーがしっかり受け止めてくれて楽やね。5.3mの長さも獲りやすさを感じた」
その後もう1尾ミドルクラスの尾長グレを仕留めた西森。翌日のサイズアップに期待して迎えの船に乗り込んだ。
水島2番の船着きは5mで
2日目のステージは鵜来島の水島2番の船着き。近年は奥や奥奥、カベなどに比べてやや陰が薄いが、水島2番を代表する尾長場だ。
2日目のステージは水島2番の船着き。正面に見えるのは姫島、左は沖ノ島
雨後の北西風が右から左へ強く吹きつける。
足場が低いこともありアテンダーⅢ2号の5mをチョイスした西森は午前7時30分に釣りを開始した。
マキ餌を打つがイサキが見えるだけで尾長グレの反応がないまま時間が過ぎていった。奥に見えるのはマルサゲ
マキ餌を撒くとイサキが少し見えるだけで、尾長グレは見えてこない。時間の経過とともに活性が高くなったイサキが毎投当たってくるものの尾長グレの気配はないままだ。
9時30分に釣り座を西寄りのデベソに移す。
西寄りのデベソに釣り座を移動。この判断が吉と出た
マキ餌を撒くと尾長グレらしき魚が2、3尾見えた。仕掛を投入するといきなりヒット。しかし一気に走られラインブレイクしてしまった。
「あんなすごい勢いでウキが入っていって、正体はグレやろか?」
首をひねる西森だが、リベンジのチャンスはすぐにやってきた。
爆風となった北西風が海面を波立たせ海の中が見えにくいが、マキ餌に対してけっこうな型の尾長グレが1尾、浅いタナまで浮いてきたのだ。
操作性の高さが導く59.7cm
爆風で仕掛が滑ることを考慮し、ウキ下を1ヒロと腕1本と深めにセット。マキ餌を4杯、円を描くように打ち込み、その真ん中にサシ餌エが入っていくように仕掛を投入。
なじんだ仕掛に張りを入れた瞬間、ウキがシュッと動き、電撃のアワセが決まった。
磯際に沿うように左へ激走するのを胴で締め上げ耐える。一気に魚の力を奪っていく
鈎掛かりした魚は磯際を縫うように左側の船着きに向けて突っ込んでいく。瞬時に糸を出して竿を起こし耐える。ウルトラアクティブサスデザインによる継ぎ目の存在を感じさせないきれいな曲がりと反発力がジリジリと魚の力を奪っていく。
途中、根に入られたが素早くテンションを緩めて根から出し、その後はラインをいたわるように優しいやり取りに徹する西森。
やがて海面に姿を見せた尾長グレのデカいこと!
海面に姿を見せた尾長グレにタモが伸びる。デカい!
タモに収まったのは、59.7cmの見事な1尾だった。
取り込んだのは59.7cm。体高のある鵜来島らしい1尾に安堵の表情を浮かべる西森
「魚を掛けたあとのファーストランをしのぐことが大事なんやけど、ただためているだけでは大型の引きではち切れる。強烈な締め込みには素早く糸を抜いて(出して)竿の胴に乗せないかん。
アテンダーⅢの2号は粘りが強くて魚を止めやすい。糸を抜く量も少なく竿が起きるね。途中で根に入られたけどぜんぜん問題なく、このサイズでも余裕やったね」
プロポーション抜群のかっこいい尾長グレだった
一瞬のチャンスを一撃でものにする精度の高さを、まざまざと見せつけられたシーンだが、右側からまくるように吹きつける爆風を苦にしない5mロッドの操作性がヒットを導いたことはいうまでもない。
雨に爆風にと厳しい天気に見舞われた2日間だったが、数、型ともに尾長グレを引き出し、2号ロッドの完成度の高さを確認した西森。納得の表情でテスト釣行を終了した。
がま磯アテンダーⅢ 製品情報
Warknife PEライン 4編 釣り糸 釣りライン (0.4号 0.6号 0.8号 1号 1.2号 1.5号 2号 2.5号 3号 3.5号 4号 5号 6号 7号 8号 9号 10号) (1000m 500m 300m 200m 150m) X4 超強力 高感度 耐磨耗 低伸度 高飛距離 MAIN
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