【解説ブログ】YAMAGA BLANKS 88 CHAINとは? 誕生秘話

YAMAGA Blanks

【解説ブログ】YAMAGA BLANKS 88 CHAINとは? 誕生秘話
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【2023新製品】YAMAGA BLANKS 88 CHAINとは? 誕生秘話
2022.12.28
●YAMAGA BLANKS 88 CHAINとは?
2023年のカタログの巻頭、当ウェブサイトのトップページに大きく掲載しているヤマガブランクスの新製品「YAMAGA BLANKS 88 CHAIN」とは、一体どういったロッドなのか、気になっている方も多いと思います。
そこで、この紹介ブログでは、このロッドの開発エピソードも交えて、どういった経緯で作られ、そういったコンセプトで、そのような思いを私たちがこのロッドに込めているかをお伝えしたいと思います。
88の始まりはシンプル
YAMAGA BLANKS 88 CHAINというロッドの開発のきっかけは、ごく他愛の無いシンプルなニーズでした。
「ショア青物で磯に乗った時、回遊が無い時合いは辛い」
「青物以外にいろいろな魚を狙って楽しみたいけど、複数本のロッドを持って行くのも嫌だ」
この不満というか悩みを解消するために、一本でロックフィッシュからヒラスズキ、小型回遊魚、果てはイカまで楽しめるロッドを作ってみよう!! これがスタートでした。
しかし、企画コンセプトは言うは易し、設計・開発スタッフに求められた要求は非常に高いものでした。
・PE2号クラスとして十分なパワー(~3kg程度の小型青物・ヒラスズキなども狙える)
※磯では多いシチュエーションだから
・手にした時に軽く、キレのあるシャープなブランク
※メインの青物ゲームタックルがハードなので、サブタックルで体力を消耗したくない
・シーズンやエリアに合わせた様々なターゲットを狙いたい
※青物以外でも時期やエリアに合った多種の魚を視野に
・ジグ、プラグ、ワーム、エギなど多彩なルアーを操作したい
※磯の上では様々なベイトやシチュエーションがあるのでルアーを限定したくない
・とにかく遠投したい
※小型青物が遠くでボイルしている状況も楽しみたいので、遠投性能は必須!!
メインとなったのはこういったコンセプトでした。
最も悩ましかったレングスは長すぎず、短すぎない8フィート8インチに決定し、ブランクを練り上げていきました。
高次元の基本性能がもたらす新しいスタイル
そして、開発されたブランクは新素材を使用しつつ、設計はこれまでのヤマガブランクスの集大成とでも言うべき遠投性能と軽さ、シャープな使用感を持ったブランクを実現しました。
ガイドはSiC-SチタンフレームKガイドにバットガイドにRVガイドを組み込み、より安定した糸抜けと軽さ、遠投性能を求めています。
完成したロッドはサブロッドと言うには勿体ない完成度であり、ショア用ルアーロッドの原点を彷彿とさせるものでした。
手にした時の軽さ、ズバッと振り抜けてカッ飛ぶ遠投性能、高反発でキレのある柔軟性を持ったブランクがもたらすルアー操作性能、そしてライトな感覚に秘めた強靱なバットパワー。これらブランク屋である私たちが常に意識する要素が高次元で結実したように感じたのは事実です。
実は、この時点ではこの8フィート8インチのロッドは青物カテゴリーか、シーバスロッドカテゴリーの追加アイテムとして入れるかはまだ決定していませんでした。
ロッドを使用した感じでは、どのカテゴリーにも属さない感覚で、敢えて表現すれば様々なカテゴリーのミックスといった感覚であり、会議は紛糾しました。
そこで開発の口から出た提案は、
「ヤマガブランクスの集大成とも言える設計技術を詰め込んだロッドなので、ロッドの名前もヤマガブランクスにしたらどうだろう」
…確かに面白いかも。
そして、このロッドのコンセプトである様々なシチュエーションやターゲットを一本で楽しむという性能から、他の機種は作らずに一本のみでシリーズを構成するべきだという意見が大半を占めました。
かくして、ロッドの名前は「YAMAGA BLANKS 88」となったのです。
更に磯でのショア青物ゲームのサブロッドという枠から外れて、次から次へ楽しめるフィールドを繋いでいけるロッドであることから、サブネームは鎖や繋ぐという意味を持った「CHAIN・チェイン」で決まりました。
この「YAMAGA BLANKS 88 CHAIN」はショア青物ゲームのサブロッドというのがメインコンセプトですが、サブゲームでも真剣に突き詰めて楽しめるように高い基本性能を持っています。メインでも十分に楽しめるモデルであり、これまでに無いジャンルのロッド特性から新しいスタイルも予感させる一本なのです。
真剣に、自由に楽しむルアーロッドの原点
「YAMAGA BLANKS 88 CHAIN」のスペックですが、Lure: 8~40g Line: PE 0.8~2となります。
このスペックとシャープで軽快なルアー操作性能・遠投性能を考慮して、狙っていきたいターゲットを具体的に挙げてみると…。
青物(ヒラマサ・カンパチ~3kg程度 / ブリ~5kg程度)
小型回遊魚(カツオ・サワラ・シイラ)
各種ロックフィッシュ(~2kg程度)
他マダイ・大型アオリイカ・シーバス・ヒラメ・ヒラスズキ・タチウオ・クロダイなど
フィールドは磯だけでなく波止、港湾部、サーフ、河川と、どこでも使用できます。
フィールドスタッフの釣果は磯でのヒラスズキ、マダイ、ロックフィッシュなどが続々と寄せられています。
ゲームスタイルとしては、どのフィールドでもプラッギング全般、ライトショアジギング、ワインド、ワームなど問いません。もちろんエギも使用できますが、エギングロッドとしてはロングレングスなのとパワーは強めなので、大型イカ狙いの3.5~4号エギがメインといった感じです。
今回の解説ブログはここで締めますが、まだまだこのロッドの可能性は語り尽くせません。
磯の相棒として最高のポテンシャルを持ち、サーフでは8フィートクラスの可能性を見いだせ、河川ではピンポイントのランカーシーバス狙いの武器となり、港湾部の遠投ゲームにおいてはより繊細なアクションを実現します。
YAMAGA BLANKS 88 CHAINの持つブランク性能は、これまでの既成のジャンルやカテゴリーに囚われないスタイルを生み出します。
これからのフィッシングショーや店舗イベントで手に触れていただく機会もふえますので、是非、ヤマガブランクスの提案する新しいスタイルを体現するYAMAGA BLANKS 88 CHAINを触ってみてください。
製品情報・釣果写真は
YAMAGA BLANKS 88 CHAIN製品ページ
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