アオリコミュニティの活動報告などをお知らせします。
2024/11/27 15:09 2024年11月12日 「諸磯藻場保全活動組織 」様、食害生物(ウニ類)除去作業報告
諸磯藻場保全活動組織
みうら漁協諸磯支所
YAMASHITA
SDGs
公益財団法人日本釣振興会
食害生物除去作業
アオリコミュニティ(アオリイカ産卵床設置支援活動)では、産卵床の設置活動だけではなく、
「みうら漁協諸磯支所」の本間さんを中心に、「磯焼け」対策に取組む「諸磯藻場保全活動組織」
様の、藻場保全活動もお手伝いしています。
この日は4年目となる、諸磯海域での「ガンガゼ(ウニの仲間)」駆除作業を実施。
みうら漁協諸磯支所の本間さん、渡辺さん、東部漁港事務所の工藤さん、日本釣振興会本部
の吉野さん、「海をつくる会」のダイバーさん4名の合わせて9名。
このうち6名のダイバーさんに、潜水作業で「ガンガゼ」を駆除していただきます。
ダイバーさんの身支度ができたら・・・・、2船のボートに乗り込んで出港。
駆除ポイントは、過去3年間と同じ「高飛び込み」の沖。それではよろしくお願いします。
透明度は良いようです。
居ました、居ました、ガンガゼです。 長いトゲが特徴です。
こちらは最近数が増えているというラッパウニ。神経毒を持っています。これはウツボ。
オトヒメエビもたくさん見られました。 さて、こちらは先日設置した「カジメ畑」
10m四方の「食害防止ネット」に囲まれた海底に、「カジメの苗」をつけたロープを張っています。
この「カジメ」が育って成熟し、胞子を出して増えていくことが期待されていますが・・・。
5㎝角の「食害防止ネット」を通り抜けた、「アイゴ」の幼魚も確認されているとの事。
長い目で見守っていきましょう!
さて、肝心の「ガンガゼ」の方はどうだったのでしょうか?
今回は、ダイバーさん6人で合計約300個の「ガンガゼ」を駆除したとの事。
同じ海域で4年目の駆除作業の結果、「ガンガゼ」は数が減少し、大きさも小さい物が多くなって
きたとのこと。
毎年の駆除作業の効果が出てきていますね?
これからも、「食害生物」の駆除と、藻場再生の活動を継続して頑張りましょう!!
皆さん、お疲れさまでした。
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みのとして、「アオリコミュニティ」活動や「藻場保全活動」、
「釣場クリーン活動」等を推進して参ります。
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2024/11/25 15:48 2024年11月21日「諸磯里海里山プロジェクト」様「アオリイカ食育」学習報告
アオリコミュニティ
諸磯里海里山プロジェクト
みうら漁協諸磯支所
三浦市立名向小学校
日釣振つりを通じた環境学習
食育学習
今年で2回目となる「諸磯里海里山プロジェクト」は、「三浦市立名向小学校」6年生14名を対象
に、本年度初めてとなる第3弾、「活きたアオリイカ」観察と、「アオリイカを捌いて食べる食育
学習」です。
この企画は、三浦市「海業水産課」様、「みうら漁協諸磯支所」様、「日本釣振興会様」そして「三浦
半島アオリイカコミュニティ」のメンバーでもある、地元企業の「三崎観光(株)」様のご協力で・・・、
もちろん「名向小学校」高橋校長先生のご協力もあって実現しました。
さて、名向小学校6年生は、まずは4月に校庭の「マテバシイ」を剪定して、産卵床を製作し・・・。
教室で聞いた授業を元に、「想い」を木札に託して、産卵床に取り付けました。
6月には、諸磯漁港で生き物調査と・・・、4月に作った産卵床にアオリイカの卵が付いてい
るか?見に行きました。
白い房状の「アオリイカ」の卵がついています。
そして今回、自分たちが作った産卵床に、産み付けられたであろう「アオリイカの卵」から、
ハッチアウトして幾多の天敵の攻撃を逃れて成長し、地元諸磯の漁師さん達が水揚げした、
400g~800gほどのアオリイカと、初めてご対面、「活きているアオリイカ」にも、触りました。
みんな、初めて「見る」「触る」アオリイカにテンション最高潮!
でもまずは、教室で「三崎観光(株)」柴田さんから、「地産地消」のお勉強。
そして、いよいよ家庭科室へ移動~! 調理実習の先生は、「三崎魚市場食堂」の板前さん。
今日のメニューは、子供たちがネットで調べた中から選んだ、「アオリイカのバター醤油炒め」
と、「アオリイカのアヒージョ」。まずは、1人1匹のアオリイカを捌きます。
包丁で真ん中を切って・・・、骨を抜いて・・・、頭と内臓を外して・・・。
「エンペラ」を取るのと「皮」を剥くのが、力が要って大変でした。一口大にすべて切って・・・。
オリーブオイルにおろしにんにく、唐辛子を炒めて・・・、タマネギ・ジャガイモ・アオリ
イカを加えて・・・。
こちらは、「バター醤油炒め」どちらもいい匂い~!できた料理は小皿に取り分けて、お互い
に交換し合って、みんなで両方の料理を「頂きます!」
この日の授業は、神奈川県の広報番組TVKの「カナフルTV」の取材も入りました。
みんなで食べると、より一層「おいしいね!!」みんな「幸せ~!」が感想でした。
高橋校長先生、関係者の皆様、子供たちが大喜びで良かったですね!
これからも、このような授業を続けていけたら良いですね!
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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2024/11/25 14:28 2024年11月19日「小坪里海里山プロジェクト」様、「活きたアオリイカ」観察会報告
アオリコミュニティ
小坪里海里山プロジェクト
神奈川県逗子市小坪港
小坪小学校
2024年度の「小坪里海里山プロジェクト」では、小坪小学校6年生が引き継いだ「産卵
床」に、それぞれの「想い」を綴ったメッセージカードに託し、小坪港沖に設置されました。
そして約1か月後の5月21日、「アオリイカの産卵床はどうなっているの?」小坪小6年生2クラス
60名の好奇心と、ワクワクする気持ちを周りの人や後輩たちにも伝えたいと、1組・2組でそれ
ぞれの「やりたい事」にまとめて、ゴールを思い描きました。
1組:市内の他の学校の生徒たちにも、声をかけて「想い」を伝え、「アオリコミュニティ」に協力
してもらいたい。
2組:「小坪里海里山プロジェクト」のスタッフさんと一緒に、卒業生から引き継いだ「アオリコ
ミュニティ」の一員としての活動を、今の5年生・4年生に・・・、そして自分たちも通った
小坪保育園園児たち・・・、地域の人たちみんなに「アオリコミュニティ」の事を知って
欲しい。
そして、それぞれの「想い」の実現のために・・・、
「産卵床の水中での様子を動画に収めて、みんなに見せたい!」と、「小坪里海里山プロジェクト」
スタッフに相談し、「株式会社マリン・ワーク・ジャパン」様の「タイムラプスカメラ」をお借りする
事が出来ました。
さて、この「タイムラプスカメラ」の画像は現在、子供たちの「最後の発表」に向けた編集作業が続け
られているとの事。
そして今回は、昨年に引き続き計画された「活きたアオリイカ観察会」。
前夜に、小坪漁協の「まさかり丸」の井上船長に船を出していただき、「マリンボックス100」の
小林さんと、「YAMASHITA」エギングマイスター川上さんが、「活きたアオリイカ」を調達してきました。
翌11月19日、まずは「小坪漁協」のイケメン漁師市川さんから、アオリイカの漁獲量について・・・、
昨年より、少しだけ増えたと聞いて、やりがいを実感しました。
続いて「YAMASHITA 」研究開発部の森さんから、「アオリイカの生活環」のおさらい・・・、
そして、「小坪漁港」に移動!
まずは、小林さんからのお話と・・・、 川上マイスターのエギング教室。
1列ずつ順番に、エギの動きを見せてもらう。 いよいよアオリイカ登場!
例によって、予め用意しておいた「水槽」は、アオリイカが吐いた「スミ」で真っ黒!!
「イカのスミ」と「タコのスミ」の違いも勉強して・・・。大はしゃぎの6年生たちでした。
さあ、いよいよこの次は、1組・2組それぞれの「ゴール」となる、「最後の発表」目指して準備が
続きます。
そういえば、前回6年生の中に3人、「エギを買って、アオリイカを釣ったよ!」と言っていたのが・・・、
今回は5~6人に増えていました。近い将来、小坪の漁師さんと、子供たちが一緒にアオリイカを
釣って楽しむ姿が見られるといいな~!!!
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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2024/09/06 17:12 2024年9月4日アオリコミュニティ「ダイビングショップNANA」様、アオリイカ人工産卵床引き上げ作業報告
アオリコミュニティ
アオリイカ産卵床
YAMASHITA研究開発部
ダイビングショップNANA
神奈川県葉山町
葉山里海里山プロジェクト
9月4日、この日は「YAMMARIA Corporation」研究開発部の森さんが、「ダイビングショップ
NANA」様のご協力で、3月14日に設置した3基の人工産卵床の引き上げ作業を実施しました。
今年は、初めて人工産卵床にもたくさんのアオリイカの卵が産み付けられました。
森さんの話では、人工産卵床の製造メーカーからの、「産卵が始まる前に、人工産卵床に微生物
が十分に付着する期間が必要。」と言うアドバイスに従って、「これまでよりも約1か月早く設置
したのが功を奏したのだろう!」との事。
そして、いよいよ人工産卵床の引き上げに出発~!
例年、8月から9月の時期にも、アオリイカの産卵が見られることも多く、実際に小田原市の
「アクアランド江之浦」様のSNSでの報告では、8月に入ってから連日アオリイカの第2陣の
産卵軍が押し寄せているとの事。
そして・・・、いざ潜ってみると・・・。
やはり、まだまっ白く真新しいたくさんのアオリイカの卵が、人工産卵床の一つに産み付け
られています。
止む無く、アオリイカの卵が産み付けられた、人工産卵床のネット部分をハサミで切り取り、
土嚢の一つに縛り付けて、それ以外の部分と土嚢を全て引き上げました。
今年は、先述のように3月14日に3基の人工産卵床を設置、その後4月10日に間伐材で製作
した産卵床を5基設置しました。
そして、5月14日に最初にアオリイカの産卵が確認されましたが、例年通り最初にアオリイカ
が卵を産み付けたのは、やはり間伐材の産卵床でした。
森さんによると、「今年は良い結果が出た人工産卵床ですが、なぜ間伐材の産卵床に先に産み
付けるのか?等の課題もあるので、来年以降はさらに設置数を増やして、全体のボリューム
をアップするなど、トライアルを続けたい・・・。」との事。
森さん、NANAの皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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2024/08/21 09:32 2024年7月25日「南紀白浜アドベンチャーワールド」様、アオリイカ産卵床設置作業報告vol.4
アオリコミュニティ
アオリイカ産卵床
YAMASHITA
南紀白浜アドベンチャーワールド
パンダバンブープロジェクト
和歌山県白浜町
「YAMARIA Corporation」の「アオリコミュニティ」と、「南紀白浜アドベンチャーワールド」様
の「パンダバンブープロジェクト」とのコラボによる、「アオリイカ産卵床」の設置活動は、6月26日
(水)・7月11日(木)に続いて、7月25日(木)に第3回目の設置活動を実施しました。
すでに、6月26日に設置した産卵床では、アオリイカの卵を確認。一部「京都大学白浜水族館」にて
水槽展示されている卵からは、「赤ちゃんイカ」のハッチアウトも見られたとの事です。
そして今回は、「白浜町立日置中学校」の生徒さん20名にもお手伝い頂き、23基の産卵
床を製作し、1回目・2回目と同じ、白浜町の伊古木漁協に設置しました。
「磯焼け」等白浜の海の課題や、パンダが食べ残す竹を活用する「パンダバンブープロジェ
クトについてレクチャーを受けた後、剪定された竹の枝葉・コンクリートブロック・ロープ
を使って、産卵床を製作しました。
完成した23基の産卵床を漁船に積み込んで出港。港内のポイントに投入しました。
日置中学校のみんな、お疲れ様でした。生まれ育った地元の海を、これからも見守って下さい。
画像提供:南紀白浜アドベンチャーワールド
そして、「南紀白浜アドベンチャーワールド」スタッフの皆さん、この素晴らしい
活動をいつまでも続けていって下さい。
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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2024/08/02 16:03 2024年7月31日 「MIURA DIVE CENTER 」様、アオリイカ産卵床潜水調査報告
アオリコミュニティ
アオリイカ自社産卵床
MIURA DIVE CENTER
神奈川県三浦市三崎港
小坪里海里山プロジェクト
神奈川県逗子市小坪港
「YAMARIA Corporation」創業の地である三浦市三崎で、2006年
の「アオリコミュニティ」開始時より、アオリイカ産卵床の設置にご協力
頂いている、「MIURA DIVE CENTER 」 様。
2009年からは「YAMARIA 自社産卵床」として設置し、毎年アオリイカの
産卵が始まると、週に1回潜水調査を実施して、産卵床の様子を水中画像で
ご報告下さっています。
ところが・・・、今年は全くご報告がありません???
近隣の「三和漁協城ヶ島支所」様、東京湾に面した「三和漁協上宮田支所」様
で設置した産卵床では、非常にたくさんのアオリイカの卵が確認されているのに???
7月31日(水)、YAMARIA Corporation 研究開発部の森さんが、調査を実施して
来てくださいました・・・、すると・・・。
やはり全くアオリイカの卵がありません!
辺りには、自然の海藻も確認できますが・・・、まるで廃墟・・・いやゴーストタウンの
ようです。
これまでも、何度か全く卵が付かなかった事はありますが、ちょうど産卵の時期に濁った
溶存酸素量の少ない潮になってしまっていたりと、何かしらの理由付けができたのですが?
今年の場合は全く分かりません。
森さん、何とか原因の究明をお願いします!!!!
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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2024/07/26 15:14 2024年7月11日「南紀白浜アドベンチャーワールド」様、アオリイカ産卵床設置作業報告vol.3
アオリコミュニティ
アオリイカ産卵床
YAMASHITA
南紀白浜アドベンチャーワールド
パンダバンブープロジェクト
和歌山県白浜町
7月11日(木)に「南紀白浜アドベンチャーワールド」様の、本年度2回目のアオリイカ産卵床設置
活動が実施され、その際に6月26日の初回に設置した産卵床でアオリイカの卵を確認しました。
今回は「京都大学瀬戸臨海実験所」様ご協力のもと、その一部を採取し「京都大学白浜水族館」
にて、7月19日より展示されています。
画像提供:南紀白浜アドベンチャーワールド
産卵床に産み付けられた、アオリイカの卵の様子を、間近に見られるだけでなく、
タイミングが良ければ、ハッチアウトの瞬間に遭遇できるかも・・・?!
もちろん、ハッチアウトした赤ちゃんイカは、すぐに白浜の海に放流します。
詳細はこちらです、是非お出かけください!!
<京都大学白浜水族館での水槽展示>
期間 2024年7月19日(金)~10月下旬を予定
ハッチアウト後は、仔イカを海に放流し、新しく産卵した卵塊を展示
営業時間 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
年中無休
入館料 大人600円(高校生以上) 小人200円(小中学生)
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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2024/07/22 13:09 2024年7月11日「南紀白浜アドベンチャーワールド」様、アオリイカ産卵床設置作業報告vol.2
アオリコミュニティ
アオリイカ産卵床
YAMASHITA
南紀白浜アドベンチャーワールド
パンダバンブープロジェクト
和歌山県白浜町
7月11日(木)、「南紀白浜アドベンチャーワールド」様の、本年度2回目のアオリイカ産卵床設置
活動は、白浜町立日置中学校の生徒さんが参加し、産卵床の製作・設置を経験する環境学習と
して実施する予定になっていましたが、あいにくの雨模様で順延となりました。
この日は前回、6月26日と同様に「アドベンチャーワールド」スタッフのみで、「伊古木漁港」に
15基のアオリイカ産卵床を追加で設置しました。その際、前回設置した20基の産卵床のモニタ
リングを行ったところ、8基の産卵床でアオリイカの卵を確認しました。以下その模様です。
前回設置した産卵床を、そっとかき分けて覗いてみると・・・、葉っぱで隠れた奥のほうに・・・、
ありました!アオリイカの卵です。 これはまだ、産み付けられたばかりの真っ白な卵房。
画像提供:南紀白浜アドベンチャーワールド
こちらは、少し時間が経って黄色く変色しかけている物。そしてこれはその中間かな?
日置中学校の生徒さん達が参加して、アオリイカ産卵床の製作・設置を体験する、3回目の
産卵床設置作業は、7月25日木曜日の実施予定だそうです。
新東さん、「アドベンチャーワールド」の皆さん、関係各位の皆さん、お疲れ様です。
続報をお待ち致しております!!
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
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2024/07/10 15:13 2024年6月26日「南紀白浜アドベンチャーワールド」様、アオリイカ産卵床設置作業報告
アオリコミュニティ
アオリイカ産卵床
YAMASHITA
南紀白浜アドベンチャーワールド
パンダバンブープロジェクト
和歌山県白浜町
ジャイアントパンダの飼育・繁殖で知られる、「南紀白浜アドベンチャーワールド」様が推進する、
「パンダバンブープロジェクト」。その一環として、パンダの食べ残しの竹で「アオリイカの産卵床」
を製作し設置する活動は、今年で3年目。
そして、YAMARIA Corporationの「アオリコミュニティ」とのコラボは2年目を迎えました。
残念ながら、今年は日程が折り合わず、お手伝いに伺うことはできませんでしたが、
広報担当の新東さんから、ご報告が届きました。
2024年度の1回目は、6月26日(水)に「アドベンチャーワールド」スタッフが実施しました。
2mほどの長さに剪定した竹を、コンクリートブロックの穴に差し込み、ロープで縛って固定。
この「アドベンチャーワールド」仕様のアオリイカ産卵床を、トラックに積んで向かった先は、
「伊古木漁港」。その数20基。
早速船に積み込んで・・・、 出港~!・・・、とは言ってもポイントは港内。
ダイバーさんも身支度を整えて・・・、先に入水。
そして、産卵床を投入~! 水面から見るとこんな感じ。
さらに、海底ではこんな感じで落ちてきます。
ここからが、ダイバーさんの出番。 位置を微調整して、しっかり固定します。
設置が完了しました。右の画像は昨年設置し、回収されずに残っていた竹です。
葉はすべて落ちてしまっているのに、卵が産み付けられています。
画像提供:南紀白浜アドベンチャーワールド
今日設置した新しい産卵床にも、たくさんの卵が産み付けられると、期待できますね?
「南紀白浜アドベンチャーワールド」様の、「パンダバンブープロジェクト」では、この先も
2回のアオリイカ産卵床設置を予定しており、地元白浜町の中学生にも、環境学習の一環として
体験してもらうとの事。。
さらに、産卵床に産み付けられた卵を、「京都大学白浜水族館」の水槽で飼育・展示し、ハッチ
アウトした仔イカは、海に放流するとの事です。
新東さん、「アドベンチャーワールド」の皆さん、関係各位の皆さん、お疲れ様です。
続報をお待ち致しております!!
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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2024/07/08 15:40 2024年7月8日アオリコミュニティ「ダイビングショップNANA」様、アオリイカ産卵床水中調査報告
アオリコミュニティ
アオリイカ産卵床
YAMASHITA研究開発部
ダイビングショップNANA
神奈川県葉山町
葉山里海里山プロジェクト
「葉山里海里山プロジェクト」として、本年4月10日に設置した剪定枝で製作した
5基の「アオリイカ産卵床」、これに先立ち3月14日に「YAMMARIA Corporation」
研究開発部の森さんが、「ダイビングショップNANA」様のご協力で、「YAMARIA
自社産卵床」として設置した、3基の人工産卵床はその後どんな様子なのでしょうか?
「ダイビングショップNANA」さんの潜水調査に同行した、森さんからのご報告です。
先日の大雨の影響で濁りが入り、視界はよくないですが、剪定枝製の産卵床にも、今年初めて
産卵か確認された人工産卵床にも、たくさんのアオリイカの卵が確認できます。
今年はやや回復気味の天然のカジメにも・・・。ハッチアウトも進んでいて、こちらの産卵床に
産み付けられていた卵は、ほぼすべてハッチアウトが終了し、小魚たちの棲み家になっています。
そして、よおーく目を凝らして、周りを探してみると・・・。居ました!赤ちゃんイカです!!
森さんに見守られて・・・、無事に大きく育ちますように!!!
そして、人工産卵床の一つには大きなウツボも棲み付いています。
ウツボは産卵床に潜んで、産卵に来るアオリイカのカップルに襲いかかります。
でも、ウツボは卵や赤ちゃんイカはあまり食べません。動かない物や小さい物には興味がない
ようです。こうやって見ると、ハッチアウトした赤ちゃんイカを狙う、ネンブツダイやベラ
などから赤ちゃんイカを守る、「用心棒」のようにも見えてきますね?!
森さん、NANAの皆さん、ありがとうございました。
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた
取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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