皆さんこんにちは!九州のジャッカルソルトスタッフの金堀です。
今回は、九州でも有名なタイラバの大会『北部九州真鯛トーナメント』に参戦したレポートをお送りします。
…結果から申しますと”2位“でした。
さて、初参加の今大会は北九州、山口の近海、響灘を舞台としたタイ釣り大会です。
リミット3枚の総重量で競います。
まずはエントリーと船、釣り座の抽選です。
今回お世話になるのは門司港出船の『遊漁船New yellow & the Fishing』田中船長。
タイラバ、一つテンヤ合わせて7艇、58名が参加。
ポイントに到着、スタートの合図で各船一斉に競技開始。
今回選んだタックルはビンビンスティックHS/BSH-C69L 『高感度・掛け調子のThe HS』。
2本目が、ビンビンスティックシュプリーム/BSP-S65ML 『軽快なキャストフィールを約束する 高感度・軽量スピニングモデル』
レギュレーション上この2本に絞りました。
そして一日通して使用したのはビンビン玉TGと自分が絶対的な信頼を持っているデュアルカーリーのカブキカラー。
【今回の状況で掴んだ2パターン】
まずはベイトタックルでバーチカル。ファーストフォールは“捨てフォール“。着底までの水深をまず読みます。
ファーストフォールはどうしてもふけてしまうラインを張るために着底後10mほど巻き上げてここからが本番。
80gほどで底が取れる状況であえて120g~150gのオーバーウエイトを選択。
ストンと落とすピュアフォールからのリスタート、底に到達するタイミング、着底、着底寸前を予測して巻き上げます。
渋い状況はわかっていたので、あえて魚に追わさず、このフォールからすぐにリスタート3m~5mを集中して巻くことによってリアクションでバイトを誘います。
そしてドテラ。潮上にキャストして着底は足元にくるイメージ。ディープSLJではお馴染みのパターン。
そこから底をはわすようにネクタイがギリギリなびくくらいのスローで巻きます。
角度がついていくにつれて巻きスピードを変え、バイトが集中した底から5mまでのレンジをできるだけ長く通しました。
水切れの良い細糸を使えるのもドラグ性能の良いスピニングの利点です。
【意識したのは波動のローテーション】
強波動、ハイアピールのデュアルカーリーカブキカラー。波動にプラスして他のカラーにないフラッシングを追加!
広い層の真鯛にアピールして惹きつけます。
それに合わせたヘッド選び。オーバーウエイトにしたのはフォールスピードのためだけではなくヘッドサイズを上げて波動を強くするという意味もありました。
スピードフォールが効かない時は比重を落としヘッドサイズを上げれる鉛のビンビン玉にするのも効果的かと思います。
波動の釣りを教えてくれたのは同じく門司港の遊漁船GROOVE 加藤船長。船長が提唱する『波動のローテーション』。
実は大会スタート前、加藤船長には最近の状況をふまえて少しアドバイスを頂いていました。
ご存知ジャッカルのタイラバにはスイッチ、キャンディと種類も豊富なので同じ海況であってもネクタイ、カラーだけではなくヘッド形状で波動を意識したローテーションを考えるのも有効と思います。
パターンがハマりバイトが集中するレンジに的を絞り、2.9キロを頭になんとかリミット3枚を揃えることができました。
そして終盤、手ごたえも良く入れ変えかと思った魚。
…あれ?なんか慣れた感じの引き方が…!
良型の甘鯛でした!
この甘鯛が鯛だったら…と思いましたが、良型の甘鯛はいつ釣れても嬉しい。
他にもイトヨリ、アオナなど様々な魚種を釣り上げて1日を終えました。
終了後は港に戻り検量。
750g差で惜しくも優勝は逃しましたが自身の考え、パターンで獲れた成績に満足しています。
大会中、時間いっぱい潮、風ごとに流し方を変えベストなポジションを取ってくれた田中船長。
状況に合わせて流れを読み、共有してくれた同船者の方々。
皆さんの連携のおかげで集中して釣りができ、獲れた成績です。
自分ひとりじゃまともに釣りにならなかったと思います。
皆さん大変お世話になりました。ありがとうございました!
大会を終え、思うところもありますが、今回の経験を次期大会、日頃の釣りに活かしたいです。
…皆さん、デュアルカーリーカブキカラー使ってますか?ベイトパターンなどに有効なフラッシング、そして強波動、広い範囲から魚を惹きつけるハイアピールネクタイ。
是非デュアルカーリーカブキカラーも使って頂きタイラバを楽しんでください!
デュアルカーリーカブキカラーで挑む、北部九州真鯛トーナメント/金堀友司朗

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