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完全初心者向け!ワカサギ電動リールセットのセット方法を釣りをやったことがない人にもわかりやすく解説
2025年1月7日
戸松 慶輔 (とまつけいすけ)スタッフ
ハピソンスタッフ/ 岐阜県に生まれ父親の影響で渓流釣りにハマる。そこからエリアトラウト、鮎へと広がり、現在はショア、オフショア問わず広く海釣りも楽しむマルチアングラー。マルチすぎるがあまり広く浅くなっているのはここだけの秘密。好きな釣りは鮎、渓流、ヘラブナ。 YouTubeチャンネル「釣り女子部」主宰。
こんにちは、ハピソンの戸松です。
釣りを初めてやってみよう!と思っている方におすすめの釣りの1つがワカサギ釣りです。
ワカサギ釣りはたくさん釣りやすいので誰でも手軽に楽しみやすいのが特徴。
そんなワカサギ釣りの中でもドーム船やボートでの釣りで威力を発揮してくれるのがワカサギ用電動リールです。
ワカサギ釣り初心者、というよりも釣りそのものを全然やったことがない!という方にも安心して使ってもらえるようにハピソンのワカサギ電動リールセットの準備のやり方を解説したいと思います。
ワカサギ電動リールセットの中身を見てみよう
ハピソンのワカサギ電動リールセットは
電動リール
ワカサギ釣り専用ロッド(竿) + 尻手ロープ
PEライン0.3号(30m)
これだけが入ってます。
中身を分解すると…
こんな感じです。
尻手ロープは電動リールの箱の中に入ってます。
ワカサギ電動リールセット
ワカサギ釣りをはじめる方におすすめの電動リール入門セットです! ※電動リール用の電池、ワカサギ仕掛、オモリは付属しておりません。
尻手ロープの役割
尻手(しって)ロープと読みます。
これは電動リールの下の部分と固定物、それぞれに掛けておくことで電動リールの落下を防ぐ役割があります。
ワカサギの釣り場ではワカサギだけ釣れるわけではなく、ブルーギルやブラックバスまで釣れてしまうこともあります。
もし手元に置いてよそ見をしているときに大型の魚がヒットしてしまうと、全てが湖の中にドボン…という結果にもなりかねません。
「必ずつけておかなくては釣りにならない」というものではありませんが、不意のトラブルを防止するためにも尻手ロープを付けておくのをおすすめします。
ハピソンの電動リールの下部分には、この尻手ロープを取り付けられるようになっています。
ワカサギ電動リールは最初にラインをリールにセットしよう
ワカサギ電動リールを使うときはまず最初にラインをリールにセットするところから始まります。
電動リールを開封します。
こんな感じ!
電動リールのラインは画像の黒いところ(スプールと呼びます)に巻き付けていきますので、まずはこの黒いところを外します。
※外さなくてもいけないことはないですが、外した方がやりやすいです。
外し方は簡単。中央のゴールドの部分がネジになっていますので、手でネジを回して外します。
こんな感じでゴールドのネジと黒いスプールが抜けます。
ラインを取り出して
ラインの端糸を伸ばしたらラインをスプールに固定していきます。
固定方法は↓のイラストのようにやってみましょう。
こちらはスイベルへの結び方ですが、スプールの溝部分にそのままこの結び方をすればちゃんと固定できます。
ラインが固定できたらスプール&ネジを戻します。
ネジはこのようになっていて上下がありますので間違えないようにしましょう。
突起が出ている方が下になります。
スプールを元に戻したら、電動リールが動くように単4電池を2本入れてスイッチを入れます。
スイッチはリール裏側のこの位置。
これをON側にすればOKです。
これで電動リールが動くようになりますので、電動リールの両サイドについてるこちらのボタンを押してラインを巻き取っていきます。
この横についてるボタンですね。左右どちらにもついていますが一方だけ押すと巻き、両方同時押しでスピードアップです。(どっちでも大丈夫)
ラインは糸ヨレを防ぐためにこちらの動画のように巻いていきましょう。
ラインスプールを指で押さえつつ、軽くテンションをかけながら巻いてみてください。
最後までラインを巻き取ればラインの巻き付けは完了です。
ラインセットが終わったらスイベルを取り付けてストッパー部分を作成
ラインセット後に、先についている金具(ストッパー)に糸を通します。
必ずこのストッパーに糸を通してから次の工程に移ってください。
このストッパーにスイベルという金属パーツが当たることで、糸の巻きすぎを防止するための機能です。
続いてスイベルをPEラインに結びます。
結び方は先程イラストでも登場しましたがこちら
PE直結は強度が出ないのですが、ワカサギを狙うためであればこれで充分です。
結んだあとがこちら。
今回使用したスイベルはPRO TRUSTのタル型サルカンのサイズ22。
おそらく汎用品のスイベルの中では一番小さなサイズ。さらに小さなワカサギ専用の極小リングも発売されていますのでそちらでも使用可能です。
※先ほどのストッパーを通過しない大きさのものを選びましょう。
シモリ玉とウキ止め糸を使ってストッパーを作る方法や、市販のストッパーも販売されています。
↓↓↓シモリ玉を使ったストッパーの作り方はこちらから↓↓↓
ハピソンのワカサギ電動リールを自動ストップさせる方法
サルカンを取り付けてストッパーができたらサルカンの先にナイロンラインを40~80cm接続します。
続いて電動リールにロッドを取り付けます。
ロッドは電動リールの先に穴があるのでそこに刺し込むだけ。
このとき竿の向きは、ガイドと呼ばれる糸を通す金属リングを上にして付けましょう。
そしてナイロンラインの先をストッパーを経由して、ガイドを元から1つずつ順番に通していくとこうなります。
サルカンがストッパーにあたって糸の巻き込みを防止する仕組み。
さらに竿の長さ分のナイロンラインが入るので、仕掛けの金具が竿に届く前にストップする感じです。
イメージイラストはこんな感じです。
さ、これであとは仕掛けとオモリをナイロンラインに付ければワカサギ釣りの準備ができるわけですね。
ストッパーがないと繊細なワカサギ釣り専用ロッドの破損につながる恐れも?
このストッパーは魚を釣るだけならなくても大丈夫です。
しかしこのストッパーがないと巻きすぎてしまって、仕掛けの金具がワカサギ専用ロッドを巻き込んでしまいます。
ワカサギという非常に小さい魚を釣るために繊細な穂先になっていますので、ストッパーがないと竿先の巻き込みによる破損に繋がってしまう可能性があります。
なるべくワカサギ釣りにはストッパーを付けておくのがおすすめですよ。
ワカサギ釣り初心者でもオススメ&安心のワカサギ電動リールセット
非常に小さなワカサギ釣りでは、他の釣りの仕掛けがなかなか流用できません。そんなとき何を選んでいいのか分からない人でも安心のワカサギ電動リールセットがおすすめです。
これさえあれば全国各地のボート釣りや屋形船、氷上など色々なフィールドでワカサギ釣りを楽しめちゃいます。
ちなみに付属のPEラインが30メートルなので、水深15メートル以内の場所がメインフィールドで扱いやすいと思います。
ぜひ皆さんも今が本格シーズンのワカサギ釣り、楽しんでみてくださいね。
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