ティップランエギングでは、エギをイカに「見せる」ことばかりに意識が向きがちです。
「見せる」方法はアクション、サイズ、カラーなどの要素がありますが、それだけで気づかせる範囲には限界があります。
イカが広く散っている場合は通常アクション以外の要素で気づかせなければなりません。
そこで着目したのが「音」です。水中での音速は空気中に比べ、約4倍の速度で伝わるため、ラトル音はエギの存在を広範囲に伝えるための大切な要素です。
アオリイカは何を頼りにエギを見つけているのか
アオリイカは非常に優れた視覚を持つことで知られています。
一方で、近年はアオリイカが視覚だけでなく、触腕周辺の感覚器官を通じて水中の振動や水流の変化を感知している可能性もあるとされています。
エギの存在を認識する要素は、
色シルエットやサイズ動き
だけではなく、
水中で発生する音(アクションから生まれる水流なども振動ですが、音も振動です)
も関係しています。
ラトルがもたらすアピール
ダイビングの最中、水中で石と石をぶつけ音を出すと魚が寄ってくることがあります。
餌付けされている場合もありますが、それだけ音は生き物に興味を与え、存在を気づかせる要素であることがわかります。
ラトル搭載モデルは、エギがそこに存在していることを視覚以外の方法でも伝え、ローライトのタイミングや濁りの影響を受ける状況でも、エギの存在をアピールします。
さらにGEKIDAKI TR GSのラトルは細かいラトルをたくさん入れたジャラジャラとした高い音ではなく、大きなラトルを1個だけ入れ、ガラガラとした、どちらかというと低音を発生させる仕様になっています。
そう、イメージは水中で石と石をぶつける音です。
秋の新子サイズを狙うイメージが強いラトル仕様ですが、冬~春の大型狙いの新たな一手としても使っていただきたいこだわりの仕様です。
ティップランの組み立てを広げる一手
これまでティップランで意識する要素に、「音」という新たな要素が加わることで、エギ選択や攻略の考え方はさらに広がります。
ラトル搭載モデルの登場は、単なる追加ラインナップではなく、ティップランという釣りをより深く楽しむための新たな選択肢です。
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